毎朝朝食をきちんととれていますか?ギリギリまで寝たいから食べない 食欲がないから飲み物だけでいいという人もいるのではないでしょうか。
よく耳にするかもしれませんが、朝食をとることは勉強をするうえで大切な要素の1つです。
そこで今回は朝食をとるメリット、また逆にとらない場合のデメリットについても紹介していきます。
朝食には身体や脳のエネルギー源となる栄養素が豊富に含まれています。
栄養素の重要性という観点から、特に以下の4つの栄養素は朝食で摂取するようにしましょう。
①タンパク質 : 筋肉や神経の構築に必要なアミノ酸を提供し、集中力や学習能力を向上させます
②炭水化物 : 脳の主要なエネルギー源であるブドウ糖を供給し、脳の機能を活性化させます
③脂質 : 脳の細胞膜の構成要素として必要な栄養素であり脳の機能をサポートします
④ビタミン・ミネラル : 脳の正常な機能に不可欠な栄養素であり記憶力や学習能力を向上させます
また、朝食をとるメリットとして大きく4つのことが挙げられます。
1つ目に、集中力や記憶力がアップし朝からしっかり動けるということです。
起床後のエネルギー不足な状態の脳に朝ご飯を食べてブドウ糖をチャージすることで脳の働きが活発になります。
2つ目に、免疫力がアップするということです。
食事をすることで体温が上がると、それに伴って免疫力も上がります。
大事な試験や部活動などでの試合に万全の体調で臨むことができます。
3つ目に、睡眠の質が高まるということです。
朝ご飯をよく噛んで食べることで、睡眠ホルモンであるメラトニンの材料となるセロトニンが分泌されます。
これにより夜ぐっすりと寝ることができ、翌朝も気持ちよく目覚めることができます。
4つ目に、排便習慣が整うということです。
よく噛むことで脳や身体が目覚め、腸の働きが活発になります。
また排便習慣が整うと肌がきれいになったり太りにくい健康な身体をつくることができます。
反対に朝食をとらないデメリットとして大きく4つのことが挙げられます。
1つ目に、脳の働きが低下してしまうということです。
脳はブドウ糖を主なエネルギー源として利用していますが、朝食をとらない場合、脳のブドウ糖が不足し思考力や判断力、記憶力などが低下する恐れがあります。
2つ目に、集中力や学習能力が低下するということです。
朝食を食べないことで血糖値が低下し、身体のエネルギーが不足します。
その結果集中力や学習能力が低下し勉強のパフォーマンスに影響を与える可能性があります。
3つ目に、代謝が低下し肥満のリスクが高まるということです。
朝食を食べないことで代謝が低下し、身体がエネルギーを効率的に消費できなくなると、摂取したカロリーが脂肪として蓄積されやすくなり肥満や生活習慣病のリスクが高まる可能性があります。
4つ目に、気分の不安定化が起こるということです。
朝食をとらないことで血糖値の急激な変動が起きやすくなり、その結果気分の不安定化が生じることがあります。
空腹感やイライラが増し、ストレス耐性が低下する可能性もあります。
このように朝食には様々な効果やメリットがあり、健康な生活を送る上でも勉強面においても重要なものです。
朝は時間に余裕がない、食欲がでないという人も多いと思いますが、全く食べていなかった人は今回をきっかけにぜひ少しでも食べてみるようにしてみてください。