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家庭教師のマナベスト 山梨県 スタッフブログ

【歴史】
明治維新の成功

2025/04/18

明治維新とは、19世紀後半にあった、近代化改革のことをいいます。

江戸時代末期から明治時代初期に行われたことで、封建制の幕藩体制を廃止し、中央集権統一国家と資本主義社会への移行への始まりとなった、政治的・社会的な変革のことを指します。


この明治維新によって、日本は武士の世の中から近代国家へ変わっていきました。

この明治維新が成功し、日本が近代国家へ成長していった理由は何だったのか調べてみました。


まずは、大政奉還の決断があったことです。

江戸幕府15代将軍である、徳川慶喜は、1867年10月14日に朝廷に「大政奉還上表文」を提出して大政奉還を実行しました。

これにより、政権を幕府から朝廷に返すことを発表しました。そして、朝廷は1867年12月に王政復古の大号令を出し、天皇を中心とする新政府をつくることを示しました。


そして、1868年3月に明治天皇が、新しい国づくりの方針を神に誓うという形で、五箇条の御誓文として発表し、天皇はその中で、会議を開き世論に基づいた政治をめざすこと、広く知識を世界に求めるべきことなどを明らかにしました。

この御誓文の方針に基づいて多くの改革が実行されました。

日本古来の伝統を守るとともに、世界に開かれた近代的な国造りを目指して改革が進みました。


1869年新政府の中心となっていた、薩摩藩・長州藩・土佐藩・肥前藩の藩主は、その領土と人民を朝廷に返し、他の藩もこの動きに従いました(版籍奉還)。

そして、1871年には廃藩置県を行い、今の都道府県の区分になり、東京に行政を集めました。

また、江戸時代までの身分制度を廃止し、四民平等の方針を打ち出しました。


これらの動きから日本は一気に近代的な国家となり、その後、殖産興業や世界進出へとつながります。

このような、明治維新の成功があり、今の日本があります。