計算ミスを防ぐ！
見直しのクセをつけよう

問題集を解いた時や、テストで問題を解いた時に、本当にこの答えは合っているのか確認する人も多いと思います。

見直しの時間があるのであれば、できる限り見直しはするようにしましょう。


見直しをする前に書いた答えが合っていて、見直しをして書き直したら間違えたという経験をした人は、見直しをしないほうがいいんじゃないか、という気持ちになって、見直しをしなくなってしまう場合もあると思います。

しかし、見直しの時間がある限り見直しをした方が、間違いを発見できる可能性があるので、やはり見直しは大事です。


ただし、最近の様々なテストではテスト時間に間に合わないくらいの量を出題することも多いように感じます。

特に、大学入試や高校入試では、時間内の問題処理能力を必要とされる出題傾向が多く見られ、速く解ける、速く読めるということが必要とされています。

そのため、十分な見直しをする時間がないテストも多いと思いますが、せっかく解いた問題が小さなミスや計算ミスで間違いになることは避けたいですよね。

できるだけ素早く、その場で見直しができるように工夫しましょう。


例えば、数学の問題で、計算の過程や途中式を省いてしまうと、解答がおかしな数字になってしまった時に、見直したくても見直せない事態が起きてしまいます。

きれいに丁寧に計算過程を書く必要は全くないですが、自分がどのように計算をしているのかが分かるように書かないと、全部最初から考えないといけなくなってしまいます。

また、例えば方程式の計算で、xの値を求めた時に、そのxの数が合っているかどうかを確認することは簡単です。
求めたｘを実際にその式に入れてみて、計算が成り立つかどうかを見てみれば良いのです。

特に、連立方程式で複雑な立式をして、答えをせっかく出しても、計算ミスをして答えが違うというのは一番もったいないことです。

自分が出した解答を実際に式に当てはめてみて、解答が合っているかを確認することは、それほど時間がかからないはずです。


せっかく解いた問題がミスで間違えているという事態が起きないよう、できるだけ計算の確かめをしてみましょう。