新入生は新しく部活に入り、2・3年生は新学年に上がるのをきっかけに、より勉強も部活もどちらも頑張りたいと考えている人は多いのではないでしょうか。
しかしこれまでの経験を振り返った場合、どちらともの完璧な両立は難しいと思っている人も多いと思います。
部活で学んだことや身につけた力は、勉強にとても活かすことができます。
そこで今回は、部活と勉強を両立するメリットやコツについて紹介していきます。
まず、メリットとして大きく3つのことが挙げられます。
1.目標に向かって努力する姿勢が育まれる
自分で達成すべき目標を立て、その目標に向かって最後まで努力するという経験は自信につながります。
部活の練習で課題をクリアしたり、大会などでの優勝を目指して努力する姿勢は受験や日々の勉強にとても応用できます。
2.体力や精神力が身につく
部活によって得られる力として代表的なものに体力と精神力があると思います。
受験のプレッシャーや日々の勉強を乗り越えるには双方の力が必要です。
また日頃の部活で練習を積み重ねることで、1つの物事を継続するという心の力も得られます。
3.計画を立てて実行する行動力が身につく
部活で培った計画・立案の習慣は、受験勉強でも活かせます。
目標達成のために練習メニューや作戦を考えている人は、その経験をそのまま勉強に当てはめられます。
次に、部活と勉強を両立するコツとして2つのポイントがあります。
1.志望校を早めに決める
志望校を早めに決めておくと、部活と勉強を両立させやすくなります。
入試内容に合わせた対策や計画を立てやすくなるため、勉強を効率的に進めやすくなるためです。
2.日々の学校での授業を大切にする
受験勉強の基本的な土台はあくまでも学校の勉強です。
部活を頑張っている人は部活によって他の人と比べて総勉強時間が少なくなる分、学校の授業での勉強時間を大切にするよう心がけていきましょう。
このように勉強で学んだことを部活に、逆に部活で学んだことを勉強に活かすことでより効率よく勉強に取り組むことができます。
ぜひ新学期最初の今の段階で、勉強と部活それぞれへの向き合い方をそれぞれのつながりを感じながら考えてみてください。