私たちが普段聞いたり書いたりしている言葉にはさまざまな種類があります。
その中でも、和語、漢語、外来語という言葉は聞いたことがありますか?
和語とは、もともと日本で使われていた語のことを言います。
普通、ひらがなで書かれたり、漢字の訓読みで表されたりします。
和語は意味を捉えやすい言葉なので、日常会話でよく用いられます。
例えば、「山、大きい、言葉、来る、少し、もし」など、品詞によらず、元々日本で使われていた言葉を言います。
漢語とは、漢字の音読みが使われる語のことです。
漢語には、中国から日本に入ってきた語と、日本で作られた語とがあります。
いずれにしても、音読みする語であれば漢語です。
漢語は少し硬い言い回しになるニュアンスがあり、ニュースや新聞などでよく使われる言葉です。
例えば、「生活、進捗、訴訟、隠蔽、支援」など、音読みで読まれている言葉ですので、漢字の組み合わせが多いです。
次に、外来語とは、漢語以外で外国から日本に取り入れられた言葉です。
外国から入ってきた物の名前や用語、感覚などを表すものです。
そのため、カタカナで表記することが多いです。
例えば、「ピザ、シンプル、ポジティブ、バリアフリー、デニム」などです。
外来語は分かりやすいものが多いですね。
このように、和語、漢語、外来語という文類があります。
これらの語句を教科書や本や新聞などで見る機会も多くあると思います。
また、ニュースなどで耳にする機会も多いと思います。
相手や場面に合わせて使い分けられるとより良いですね。
また、新しい物や考え方を示す外来語は、聞き慣れない相手にとっては意味を理解しづらいことが多いものなので、和語や漢語で説明できるようにすると良いですね。
例えば、「ポジティブ」という言葉でも、前向きという和語に言い換えられますし、積極的という漢語にも言い換えられます。
このように言い換えも考えておけると言葉の知識が深まりますね。