円高や円安という言葉を聞いた人は多いと思います。ニュースでよく耳にする言葉ですよね。
為替レートは異なる通貨を交換する際の比率にあたります。
外国の通貨(外貨)に対して、円の価値が高くなることを円高といい、低くなることを円安といいます。
この為替レートは、需要と供給の関係で決まります。
円を買いたい人が多ければ価値が高まり、円を高く売ることができます。
逆に、円を買いたい人が少ない場合は円の価値が低くなり、円を安く売らないといけなくなります。
つまり、外貨から円に交換したい企業や人が多ければ円の需要が増えて、価値が高まり円高になります。
1ドル100円の場合は、100円で1ドルが買えるというふうに考えてください。
1ドル140円の場合は、140円で1ドルが買えるという考え方です。
つまり、100円で買えていたものが140円出さないと買えなくなるので、円の価値が下がってしまっているということです。
この状態は円安になります。
1ドル140円だったところから、1ドル110円などの円高になると、商品を海外に輸出する企業にとっては、同じ商品でも外貨での価格が上昇してしまうため競走上、不利になります。
日本国内だけでは需要に限りがあるので、外国進出している企業が多い中、この為替レートは非常に重要な事柄です。
しかし、円高になると海外のものを輸入するときは、安く仕入れることができるようになるので消費者にとっては有利になる場合があります。
このように、為替レートは私たちの生活にも大いに影響があるものです。
日々の暮らしの中で、輸出入しているものは多くあるので、円の価値がどのようになっているかは、商品の価格に大きく影響があります。
ぜひ興味を持って、為替レートをチェックしてみてくださいね。