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家庭教師のマナベスト 三重県 スタッフブログ

2025年度
全国学力テスト

2025年度(令和7年度)の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が、4月14日~17日に実施されました。

全国学力テストは文部科学省が実施し、児童生徒の学力や学習状況を把握・分析することで、教育施策の改善に役立てることを目的としています。

対象は小学校第6学年、中学校第3学年です。


7月には、全国平均の正答率やIRTバンド分布などの結果が公表される予定です。

その後、教育委員会向けの帳票提供が行われ、7月末には全国データに基づく分析結果が公表される見込みです。


今年度の全国学力テストには、前年と比べていくつかの変更点がありました。

①中学3年生の理科の試験がパソコンを使ったCBT(Computer-Based Testing)方式で実施され、紙の問題用紙・解答用紙は廃止となりました。※点字が必要な生徒を除く

これにより、デジタル化が進み、より柔軟な試験運営が可能になりました。

また、問題や解答の配布・回収の負担減の目的もあります。



②問題構成の変更

2025年度の問題では、前年よりも実生活に関連した応用問題が増えたと報告されています。

これにより、単なる知識の確認だけでなく、思考力や問題解決能力を測ることが重視されています。


③質問調査の内容の更新

児童・生徒の学習環境や生活習慣に関する質問調査の内容が一部変更され、より詳細なデータを収集できるようになりました。


この調査は、教育の質を向上させるための重要なデータを提供し、学校や教育委員会が指導方法を改善するための参考になります。



デジタル解答によりどういった変化があるのか、結果が楽しみですね。