これから模試や検定などが行われる時期になります。
また、部活の試合や、習い事の発表会、学校の授業での発言など、緊張する場面は誰もが経験しますね。
緊張を全くしたことがないという人はなかなかいないのではないでしょうか。
入試もいざ本番となると、緊張していつもの実力が発揮できないのではないか、と不安に思う人もいると思います。
緊張してしまう場面が多かったり、緊張しやすいと感じることが多かったりする人は、何か対策ができるのでしょうか。
そもそも緊張すること自体は、それほど悪いことではないようです。
人は適度な緊張感があるほうが実力を発揮しやすいという実験データもあるようです。
少し緊張しているほうが集中することができるという人もいるようです。
しかし、緊張しすぎてしまうと、頭に酸素が回らず、いつも通りの動きや思考ができなくなってしまい、実力が発揮できなくなるようです。
そうならないための対策が必要です。
まずは、練習を繰り返すことが大事です。
練習をあまりせずに本番に発表するとなっても、できないことが目立ってしまい、緊張につながってしまいます。同じ場面をたくさん経験することで緊張が和らぐはずです。
発表会でも、練習をたくさんしたからこその緊張はあるかもしれませんが、いつも通りにすれば良いんだ、という気持ちで臨めるかどうかは非常に重要です。
受験でいうと、模試などの会場試験を何度か受けておくことで、入試本番の練習になり、本番でも慣れない環境ではなくなる可能性があります。
次に、頭に酸素が回らないということを防ぐために、深呼吸をしたり、呼吸を整えたりすることです。
緊張すると、どうしても呼吸が浅くなり、酸素を数量が減ってしまいます。そうすると、酸欠状態になり、苦しくなってしまったり、頭に酸素が回らなくなってしまったりして、いつもと違う体の状態になってしまいます。
それで余計に緊張してしまうこともあります。そのため、緊張しているな、と感じたら深呼吸をして、身体に十分に酸素を取り込むようなイメージをしてみてください。
以上、二つの対策を挙げてみました。
皆さんはそれぞれの対策を見つけて、ぜひ緊張を味方につけてくださいね。