学校の宿題や、長期休みの課題など、やらなければいけないことが与えられる機会は多いと思います。
まずはそれをやり切ることが必要です。
先生から見て、この学習が必要だと思うことを提示されているので、その学習は必ず取り組むようにしましょう。
家庭教師の先生からも宿題が出ます。
その日やった学習は、繰り返さないと定着しません。宿題をやり切って、教えてもらったことを忘れないようにしましょう。
その宿題や課題が終わったら、どうしたらよいのでしょうか?
新しい学習を自分で考えて用意するのが良いのでしょうか?
それとも、終わった宿題や課題をうまく活用することはできるのでしょうか?
どちらの学習が良いのかは、その内容の理解度によるかとおもいます。
宿題や課題の完成度が高く、理解もほとんどできている状況でしたら、新しい問題集を用意したり、もう少し難しい問題に挑戦したりするのが良いと思います。
逆に、完成度が低く、理解もあまりできていないようなら、同じ宿題や課題を使って、もう一度学習する方が良いです。
もう書き込んでしまってある問題集であれば、間違えた問題のみ、問題文をノートに写したり、コピーをしてノートに貼り付けたりして、「間違えた問題のみ載せたノート」を作るのは学習効果があるのではないでしょうか。
その問題をもう一度解き直して、前よりも解けるようになっているかどうかが重要です。
このような場合は、新しい問題集に手をつけるのではなく、同じ問題を繰り返して解き方や答えを覚えるくらい学習するのが、学習定着につながります。
なんとなく、全く同じ問題を繰り返すことを避けてしまう生徒もいますが、学習において繰り返しはとても大事です。
もう答えを覚えてしまっているから、やる意味がないんじゃないか、と思ってしまうのなら、その問題がまさにテストに出たらラッキーなのですから、数学なら数字が違っていたり、他の科目なら聞かれ方が違っていたりしても、同じような問題が解けるのか、自分で試してみてください。
これこそが、学習の応用と定着だと思います。