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家庭教師のマナベスト 大阪府 スタッフブログ

【歴史】
江戸幕府の成立

2025/09/01

安土桃山時代、豊臣秀吉が全国統一を果たしたのは、歴史の中で有名な出来事です。

その豊臣秀吉の死後、天下を治めたのは徳川家康でした。

徳川家康は、愛知県三河の戦国大名でしたが、次第に勢力を伸ばしていきました。

全国統一した豊臣秀吉によって、関東に領地を移された家康は、江戸に江戸城を構え、多くの大名を味方につけていきました。

秀吉の死後、大名の筆頭となった家康は、豊臣家を継いだ、豊臣秀頼を立てようとする石田光成らとの対立を深めました。

この対立は、1600年に天下分け目の戦いといわれた「関ヶ原の戦い」に発展しました。

そして、戦いに勝利した家康は、1603年に征夷大将軍に任命され、江戸幕府を開きました。

家康はその後、1614年大阪冬の陣、1615年大阪夏の陣の二度に渡って大阪城を攻め、豊臣氏を滅ぼし、江戸幕府の支配を固めました。

この徳川家による江戸幕府は、明治時代を迎えるまでの約260年間続いたとされています。

江戸幕府は武家諸法度を定め、大名が幕府の許可なく城を改築することや、大船を建造すること、大名家どうしが無断で結婚することを禁止しました。

こうして、他の大名が権力を持つことを排除していったのです。

また、三代将軍徳川家光は参勤交代の制度を定め、大名に1年おきに領地と江戸を行き来させることと、妻子を江戸に住まわせることを義務付けました。

参勤交代やそれに伴うことに莫大な費用がかかったため、大名は次第に幕府に反抗する力を失っていきました。

このような統制を行い、江戸幕府は強固な権力と地位を手に入れていきました。

さらに、京都所司代を置き、朝廷の動きも監視しました。

こうして、幕府の権力をおびやかすものを排除し、江戸幕府は長く続いていったのです。