私たち人間を含む動物は、息を吸ったり吐いたりする呼吸を行っています。
肺呼吸をする動物は、酸素を吸って、二酸化炭素を吐いて、呼吸運動を行っています。
肺は、細かく枝分かれした気管支の先に、肺胞という薄い膜でおおわれた小さな袋がたくさん集まってできています。
肺胞のまわりは、毛細血管が網の目のように取り囲んでいます。
ここで、肺胞内の空気から血液へ酸素が取り入れられ、血液から肺胞内へ二酸化炭素が出されます。
このようなしくみで、血液中に酸素を取り込んだり、血液中の二酸化炭素を排出したりしています。
息を吸うと、横隔膜が下がり、肋骨が上がります。
そうすると、胸腔(きょうこう・左右の肺が収まっている空間のこと)の体積が大きくなるため、胸の中に空気が吸い込まれます。
また、息を吐くと、横隔膜が上がり、肋骨が下がります。
そうすると、胸腔の体積が小さくなり、肺から空気が押し出されます。
次に、排出のしくみです。排出とは、細胞でできた不要な物質を体外に出すはたらきのことをいいます。
不要な物質とは、二酸化炭素、アンモニアなどをいいます。
有害なアンモニアは、肝臓で害の少ない尿素に変えられます。
不要な尿素は、余分な水分や塩分とともに腎臓でこし出されて尿になります、尿は輸尿管(ゆにょうかん)を通って、ぼうこうにためられた後排出されます。
このように、肝臓はアンモニアを尿素に変えるはたらきがあります。
また、有害物質を無害化することもできます。
このように肺も肝臓も、呼吸や排出するための、非常に重要な器官となっています。
健康を維持することで、これらの器官を痛めたり、はたらきが弱ったりするのを防ぐことができます。
毎日の食事や運動にも、ぜひ気を配りましょう。
そして、自分たちのからだのことをより深く知りましょう。