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家庭教師のマナベスト 三重県 スタッフブログ

胃酸のpHと
胃液の性質

2026/05/28

胃酸は胃液の主成分の一つです。
胃の中で消化液として活躍します。
そのpHはおよそ2で、強めの酸性を示します。
これは、胃液に、酸性である塩酸が含まれるためです。

pHは数字が低いほうが、酸性が強いことを表します。
例えばお酢はpH3に近いです。
レモン汁はpH2~3です。
胃液のpHはお酢やレモン汁より低いので、酸性が強いということです。
このことから塩酸は、かなり酸性が強いことが想像できると思います。

塩酸には、食物の分解を助けるはたらきだけではなく、食物と一緒に胃に入ってきた細菌を殺菌するはたらきがあります。
そして、私たちの体を守る役割があります。
ですので、人間にとって胃に存在する塩酸はなくてはならないものとなっています。
細菌を殺菌するためにも、酸性が強い塩酸が必要です。

しかし、塩酸は人間の皮膚や眼、呼吸器の粘膜に触れると皮膚や粘膜を損傷する恐れがあるので、直接触れてはいけない危険な液体です。
また、飲み込んで気道に侵入してしまうと、生命の危険に繋がる可能性もあるため注意が必要です。

そのような塩酸が胃の中に存在しているわけですが、胃は大丈夫なのでしょうか。

その答えは、胃では塩酸以外にも粘液が分泌されており、その粘液が胃の内側をおおっているため、塩酸から胃を守ってくれています。
そのため、胃の中に強い酸性である塩酸が存在できるわけです。

普段は意識していないことですが、私たちの体内にある胃の中の塩酸が、細菌を殺菌してくれたり、消化を助けてくれていたりしているのです。

このように、胃酸は食べ物の消化のみならず、私たちが健康に生きていくために必要なはたらきをしてくれています。
これらのことを知ると、人体のつくりのすごさを考えさせられますね。