学校英語の全国学力調査が、これまでの紙のテストから「CBT方式」というパソコンを使ったテストに変わります。
CBTとは「Computer Based Testing(コンピュータを使った試験)」のことで、画面を見ながら問題を解いたり、ヘッドセットを使って話したりするのが特徴です。
これは2026年度から本格的に始まり、英語の4技能すべてをより正確に測るための大きな改革です。
まず、CBT方式になると「聞く」「読む」「書く」「話す」の4つの力をバランスよく評価できるようになります。
特に「話す」テストは、これまで学校ごとに実施方法が違っていましたが、CBTではヘッドセットに向かって自分の声を録音し、それを提出する形になります。
これにより、全国どこでも同じ条件でテストを受けられるようになります。
また、CBT方式は紙よりも問題の種類が増やせるというメリットがあります。
例えば、画面上で文章を動かして並べ替えたり、音声を聞きながら選択肢をクリックしたりと、より実際のコミュニケーションに近い形で英語力を試すことができます。
英語を「知っているか」だけでなく、「使えるか」を重視する時代に合わせたテストと言えます。
ただし、注意しておきたい点もあります。
まず、パソコン操作に慣れていないと、テスト中に焦ってしまう可能性があります。
クリックの仕方、文字入力、音声録音など、基本的な操作は早めに慣れておくと安心です。
学校でも練習の機会が増えるはずですが、家でもタイピング練習をしておくとさらにスムーズに取り組めます。
もうひとつの注意点は、ネットワーク環境によって実施日が複数に分かれることです。
これは全国の学校が同時にアクセスすると負荷が大きくなるためで、学校ごとに日程が違う場合があります。
友達と受ける日が違っても心配する必要はありません。
問題の難しさは公平になるように調整されているので、安心して受けられます。
CBT方式の導入は、英語を「話す」「使う」力を大切にするこれからの学習にぴったりの仕組みです。
最初は不安に感じるかもしれませんが、慣れてしまえば紙よりも取り組みやすいと感じる人も多いはずです。
英語を実際に使う力を伸ばすチャンスだと思って、日ごろの授業や練習を大切にしていきたいですね。