スポーツと言っても多岐にわたり、そんな中で今年世間が注目する大きな大会が4年に1度、世界中が熱狂するサッカーワールドカップ(W杯)
今大会から史上初となるアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共同開催となり、出場チーム数も従来の32から48チームへと大幅に拡大される歴史的な大会と位置付けされる大会になります。
日本代表も8大会連続出場を果たしているので関心度は高いです。
「子供と一緒に夜遅くまで朝早くからテレビなどで観戦してる」というご家庭も多くなるでしょう。
実は、この世界最大のスポーツイベントは、子供たちの知的好奇心や国際感覚を育む「最高の生きた教材」です。
単に試合を観て応援するだけではもったいない!
今回はサッカーの熱狂をそのまま子供の「学びのエネルギー」に変えてみませんか。
■地理・社会:世界の広さと時差を体感する
親「今日の対戦相手のオランダってどこにあるか知ってる?」
子「うーん、ブラジルがあるところかな?」
親「実はヨーロッパの北西で北海という海に面してる場所だよ。ほら、ここ!日本との時間や季節はどう違うかな?」
ただ、試合を観るだけではなく、対戦国がどこにあるのかを一緒に探してみましょう!
■算数・数学:データ分析と確率
親「日本は勝ち点3で、次の相手が勝ち点4。日本が決勝トーナメントに進むためには、勝つか引き分けるか、どっちが必要だと思う?」
子「勝たなきゃダメじゃないの?」
親「得失点差も関係してくるから、一緒に計算してみようか」
勝敗や順位の条件を計算することで、論理的思考力が身に付きます。
■歴史・言語:世界の多様な文化に触れる
親「南米のブラジルやアルゼンチンの選手って、何語で話しているか知ってる?」
子「ブラジル語?」
親「実はポルトガル語とスペイン語なんだよ。昔、ヨーロッパの国々が海を渡ってやってきた歴史が関係してるんだよ」
なぜその国でその言語が話されているのか、歴史の背景に興味を持つキッカケになります。
■他にも人種、宗教、文化が異なる選手たちが、一つのボールを通じて認め合う姿を画面から感じたり…大舞台での失敗や敗北、そこからどう立ち上がるかは最高の道徳教材にもなります。
今回はサッカーワールドカップのお話から「観戦教育法」について書きましたが、サッカーに限らずスポーツはただの勝負事ではなく。
世界中の多様な文化、人々の情熱、そして困難に立ち向かう姿勢を肌で感じられる「開かれた教科書」です。
テレビなどで一緒に一喜一憂する時間は、それだけでも素晴らしい思い出になります。しかし、そこに少しの「問いかけ」をプラスするだけで、子供の世界は一気に広がり、自ら学ぶ力が育ち始めます。
スポーツの熱狂を、ぜひご家庭での学びのエネルギーに変えてみてください。
次の試合の対戦国を知る・探すところから初めてみませんか?