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家庭教師のマナベスト 大阪府 スタッフブログ

大阪府公立高校過去問は
意味がないって本当

2026/06/20

受験シーズンが近づくと、ネットやSNSでこんな記事やコメントを耳にすることはありませんか?

「大阪の公立高校の過去問って、難しすぎて解く意味ないらしいよ…」
「大阪の公立受験の傾向が変わるから、過去問やるより他のテキストやった方がいいって聞いた」など...


結論から言うと、大阪府公立高校過去問は絶対に解く意味があります!むしろ、大阪府は全国でトップクラスに「過去問を解く意味が高い都道府県」なんです。
その噂を紐解きながら、過去問が【重要】な理由を分かりやすく説明していきます。


<では、なぜ「意味がない」なんて噂が流れるのか?>
火のないところに煙は立たないって言いますが、この噂が広まるのには2つの誤解があります。

① 英検2級の裏ワザがあるから大阪の公立入試といえば、有名なのが「英検優遇制度」

英検2級以上を持ってると、当日の英語の点数が一律で80%(72点/90点満点)になります。
「すでに英検2級を持っていて、当日のテストで72点以上取るのが難しい人」にとっては、確かに英語の過去問を解く意味は薄い。
これが「過去問なんか意味ない」っていう噂になった1つ目の理由
(尚、令和10年度からは公式に発表があり、加算率が70%に引き下げられます)

② 解けなさすぎて、特に上位校が採用する「C問題」は、全国屈指の難易度。

「かなり難しい…」と思うレベルです(共通テストにも匹敵するレベル)
実力がまだついていない秋頃に解くと、点数がボロボロで「解いても意味がなかった…」と心が折れてしまう受験生が続出してるのが2つ目の理由。

これが過去問を解く意味がないと噂になってるそうです。
誤解は解けましたか?

ここからは、なぜ大阪府高校入試で過去問も解く意味があるのか、その理由を説明します。

1.「A・B・C問題」の異次元なクセに慣れるため大阪の一般選抜(国語・数学・英語)は、高校によって問題の難易度がA(基礎)・B(標準)・C(発展)の3種類に分かれています。
(約150校のうち使用比率は A:約20% B:約60% C:約20%で、標準問題を採用してる高校が多いことが分かります)

特に文理学科などで使われる「C問題」は特有のクセがあり、教科書や市販の参考書をいくら解いても太刀打ちできません。
採用が一番多いB問題も教科書の基本事項をベースに、応用力が少し問われる難易度になっているので、「大阪のB・C問題の空気感」に慣れるには、過去問を解くしかないです。

2. 秒単位の時間配分を体感するため大阪の入試(特にB問題・C問題)は「問題量に対して試験時間が短すぎる」のが最大の特徴です。
実力がある子でも、時間配分の練習をしていないと本番で確実にパニックになります。

・英語の長文をどれくらいのスピードで速読すべきか?
・数学で「解かずに捨てるべき難問」をどう見極めるか?

この「捨てる勇気」と「スピード感」は、本番と同じ形式の過去問でしか養えません。

3. 理科・社会は「大阪の定番パターン」があるので理社は全員共通の問題ですが、大阪府は「実験データ、グラフ、会話文から考察させる問題」が毎年大量に出題されます。
ただの丸暗記知識では1点もくれません。しかし、過去問を5年分ほど解くと「あ、またこのパターンのグラフ読み取りか!」と、大阪府特有の出題パターンがハッキリ見えてきます。
過去問をやればやるほど、点数が安定する教科なんです。


B・C問題の過去問を解いて「点数が悪かった…」と落ち込む必要は一切ありません。
過去問の本当の目的は「出題傾向を知り、自分の弱点をあぶり出して、本番までの作戦を立てるため」にあります。

夏休み期間にはたくさんの高校でオープンスクールも開催されるので、学校の雰囲気なども感じれるんのでぜひ、参加して下さいね!
自分が志望する高校が定まったら「A・B・Cのどの問題を採用しているか」をチェックすることから始めてみましょう!


※※各高校が採用している問題の最新情報は"大阪府公立高校入試ガイド"などで確認できます※※