「うちの子、全然勉強しなくて……」と悩む親御様は多いものです。
ついつい「勉強しなさい!」と言ってしまいがちですが、言われた子どもは「今やろうと思ってたのに!」と反発し、やる気をなくしてしまうことがほとんどですよね。
子どもが自発的に机に向かうようになるには、命令ではなく「選択肢の提示」と「環境への声かけ」がとても有効です。
まず試してほしいのが、「問いかけの形にする」ことです。
「早く勉強しなさい」と指示を出すのではなく、「今日は学校の宿題と次のテスト勉強、どっちから始める?」と聞いてみてください。
人間には、自分で選んだ行動には責任を持とうとする「自己決定感」という心理があります。
あらかじめ2つの選択肢を用意して子ども自身に選ばせることで、やらされている感が薄れ、スムーズに行動へ移りやすくなります。
もう一つのコツは、「時間を具体的に決めるルール作り」への誘導です。
「何時になったら机に向かう?」と、これも子ども自身に時間を決めさせます。
そして約束の時間が来たら、「もう時間だよ、勉強しなさい」ではなく、「〇時になったよ」と事実だけを伝えます。
「勉強」という言葉を使わずに時間を教えることで、子どもは「叱られている」「管理されている」と感じずに済み、自分の意思で動き出しやすくなります。
親の役割は、無理やり勉強させることではなく、子どもが自分で動き出すための「きっかけのスイッチ」を優しく押してあげることです。
まずは今日から、言葉のキャッチボールを少しだけ変えてみませんか?