「数学が得意な人は暗算も速い」と思われることがあります。
しかし、実際は少し違います。
暗算と数学は似ているようで、実は別の能力だからです。
例えば、
25×16
を計算するとします。
暗算が得意な人は、
25×4=100
100×4=400
というように工夫して素早く答えを出します。
一方で数学が得意な人は、問題の条件を整理したり、規則性を見つけたり、論理的に考えたりする力が高い傾向があります。
もちろん両方得意な人もいますが、暗算が苦手でも数学が得意な人はたくさんいます。
実際、高校数学や大学数学になると、計算力だけではなく考察力が重要になります。
難しい証明問題では、計算する時間より考える時間の方が圧倒的に長いこともあります。
数学の本当の面白さは、
「どう解くか」 を考えることです。
計算スピードだけで得意・不得意を判断する必要はありません。
もし暗算が苦手だから数学も苦手だと思っているなら、それは大きな誤解かもしれません。
問題をじっくり考える力も、立派な数学の才能なのです。