高校受験の面接試験を想像したときに、本番で頭が真っ白になってうまく話せなくなったらどうしようと不安に思ったことはありませんか。
普段は友達や先生と楽しくおしゃべりができている人でも、静まり返った部屋で大人の面接官からじっと見つめられる場面を考えると、足がすくんでしまうような緊張感を覚えるのはごく自然なことです。
面接で緊張すること自体は決して悪いことではありません。
人間の体は、ここぞという大事な場面を迎えると、集中力を高めてベストを尽くせるように心拍数を上げて脳にたくさんの血液を送り出す仕組みを持っています。
つまり、ドキドキしているのはあなたの体が本気で立ち向かおうとしている証拠であり、無理にその緊張を消し去ろうとする必要はないのです。
本番で緊張に飲み込まれないための最大のコツは、あらかじめ自分の姿勢を正しくセットしておくことです。
人間は不安を感じると自然と背中が丸まり、目線が下がって声が小さくなってしまいますが、これは脳が守りの姿勢に入っている状態です。
面接の椅子に座るときは、あえて背筋をピンと伸ばし、肩の力を抜いて胸を少し張ってみてください。
たったこれだけの姿勢の工夫で、肺に深い呼吸が送り込めるようになり、脳が落ち着きを取り戻して声に自然な元気が生まれます。
面接官が見たいのは、完璧なアナウンサーのような受け答えではなく、不器用でも一生懸命に自分の言葉で伝えようとする中学生らしい初々しい姿です。
上手く話そうと背伸びをするのではなく、背筋を真っ直ぐに伸ばして、あなたの高校へ行きたいという強い気持ちを元気な挨拶に乗せて届けてみてくださいね。