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家庭教師のマナベスト 奈良県 スタッフブログ

「何を文字に置けばいい?」
証明問題が解ける考え方

2026/07/26

「何を文字で置けばいいのか分からない…」

証明問題が苦手な人から、よく聞く言葉です。

では、こんな問題を考えてみましょう。

《問題》

「連続する4つの整数の和は必ず2の倍数になることを証明しなさい。」

まず、本当にそうなるか確かめてみましょう。

1+2+3+4=10

5+6+7+8=26

10+11+12+13=46

たしかに、どれも偶数ですね。

でも、証明では「たまたまそうなった」では不十分です。


どんな連続する4つの整数でも必ずそうなることを示さなければなりません。

そこで考えてみてください。


連続する4つの整数を文字で表すとしたら、どの数を文字で置けばよさそうですか?

実は、こういう問題では、最初の整数を文字で置くことが多いです。

最初の整数を x とすると、その次の整数は何になりますか?

x+1 ですね。

では、その次は?

x+2。

さらにその次は?

x+3。

つまり、連続する4つの整数は

x, x+1, x+2, x+3 と表せます。

では、これらを全部足してみましょう。

x+(x+1)+(x+2)+(x+3)

計算すると、

4x+6 になります。

ここで考えてみてください。

問題のゴールは何でしょうか?

「2の倍数になること」を証明したいですね。

では、「2の倍数」を別の言い方で表すとどうなりますか?


2×整数 です。


そこで 4x+6 を変形してみます。

4x+6=2(2x+3) となります。

ここで 2x+3 は整数です。

つまり、 

2×整数 という形になりました。

したがって、この和は必ず2の倍数です。


証明問題で迷ったら、まず次の2つを自分に聞いてみてください。

① 問題の特徴は何だろう? → 今回なら「連続する整数」「和が必ず奇数になる」など。

② 最終的にどんな形を作ればいいんだろう? → 偶数なら「2×整数」奇数なら「2×整数+1」など。


この①、②が見えているだけで、「何を文字で置けばいいのか分からない」という状態から抜け出しやすくなります。


証明は難しい計算よりも、「どんな形にしたいのか」を先に考えることが大切です。