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家庭教師のマナベスト 和歌山県 スタッフブログ

単利と複利
を学ぶ意義

2026/07/20

中学校数学では「割合」の考え方を学びます。
割合は、テストの得点率や割引、消費税など、日常生活のさまざまな場面で使われています。

その中でも、将来の生活と深く関わるのが「単利」と「複利」です。

これらはお金の増え方を表す方法として、数量の変化を考えるよい教材になります。


単利とは、最初に預けた元本にだけ利息がつく方法です。

例えば
100万円を年利3%で預けた場合、毎年の利息は100万円×3%で3万円となります。

このため、3年間預けると3万円×3年で9万円の利息がつき、合計は109万円となります。
このように単利では、毎年増える金額が一定であり、時間が経っても同じ割合で増えていくという特徴です。

一方で複利とは、元本だけでなく、これまでに増えた利息にも新たな利息がつく方法であります。
そのため、年数が経つほど増える金額も大きくなります。

例えば
同じく100万円を年利3%で運用すると、1年目は103万円、2年目は103万円に3%がついて約106万900円、3年目にはさらに増えて約109万2727円となります。

このように複利では、増えた分にも利息がつくため、単利よりも増え方が大きくなります。

ここで具体的な例題を考えてみる。
100万円を年利3%で預けるとき、単利と複利で3年後の金額を求めると・・・。

まず単利では毎年の利息が3万円であるため、3年間で9万円となり、最終的に109万円になります。
一方、複利では1年ごとに元金が増えていくため、1年目は103万円、2年目は約106万900円、3年目は約109万2727円となります。

したがって複利の方が、同じ条件でも最終的な金額が多くなることが分かります。

このように単利と複利を比較すると、短い期間でもわずかな差が生まれることが理解できます。
その理由は、複利では「増えた利息にもさらに利息がつく」という仕組みがあるためです。


割合を用いて現実の事象を考え、表や式、グラフで表現することは、数学的な見方や考え方を育てる上で重要です。
このように単利と複利について学ぶことは、単に計算ができるようになることが目的ではなく。

お金の増え方を通して「割合」や「変化の見方」を身につけることは、将来の生活を考える力にもつながっていきます。

だからこそ、こうした考え方は中学校だけで終わるものではなく、小さい頃から少しずつ「ものの増え方」や「比べ方」に目を向けていくことが大切です。



日常の中で自然に数や変化に興味を持つことが、やがて社会の中で自分で判断し、考えていく力の土台になっていくのです。