「いつも早めにテスト勉強を始めているのに、結局試験までに終わらない…。」
そんな人は、勉強を始める時期ではなく、試験当日までの勉強の進め方に原因があるのかもしれません。
試験直前になると、普段以上に集中できて、一気に問題を解き進められることがありますよね。
もし、その集中力と吸収力を勉強期間中ずっと維持できたら、学校の定期テストくらいは余裕をもって対策できるはずです。
しかし、実際にはそれができる人はほとんどいません。
なぜでしょうか。
理由の一つは、「締め切り効果」です。
人は、「まだ試験まで時間がある」と思うと、無意識のうちに勉強を先延ばしにしてしまう傾向があります。
そして気が付くと、試験直前になって慌てて勉強することになるのです。
この対策として効果的なのが、自分で小さな締め切りを作ることです。
例えば、
「今日は数学のワークを10ページまで終わらせる。」
「明日までに英単語を50個覚える。」
「夕食までに理科の問題を30問解く。」
というように、やるべきことを具体的かつ細かく決めておくのです。
小さな締め切りを積み重ねることで、「まだ時間がある」という気持ちを減らし、自然と勉強を進めやすくなります。
もう一つ見直してほしいのが、自分が完璧主義になっていないかということです。
周りから「勉強はしているのに進みが遅い」と言われる人の中には、一つひとつを丁寧にやり過ぎてしまう人が少なくありません。
もちろん、ノートをきれいにまとめることや、理解するまでじっくり考えることは決して悪いことではありません。
しかし、それに時間をかけ過ぎてしまい、試験範囲を最後まで終えられなくなってしまっては本末転倒です。
テスト勉強では、「完璧に仕上げること」よりも、「試験範囲を一通り終わらせ、何度も繰り返すこと」のほうが重要です。
分からない問題があっても、まずは答えを確認して先へ進み、後からもう一度解き直すほうが、結果的に多くの知識が身に付きます。
「ある程度丁寧に、ある程度割り切る。」
この意識を持つだけでも、勉強のスピードは大きく変わります。
テスト勉強は、早く始めることも大切ですが、それ以上に「計画どおりに進めること」が重要です。
勉強がなかなか終わらないと感じている人は、ぜひ「小さな締め切りを作ること」と「完璧を求め過ぎないこと」の二つを意識してみてください。
少し考え方を変えるだけで、勉強の効率は驚くほどアップするはずです。