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家庭教師のマナベスト 京都府 スタッフブログ

【中学社会】
南北朝時代のはじまり

2021/09/13

中学で学ぶ鎌倉時代後期の南北朝の争乱について、

なぜ、南北朝になってしまったのか?

これは中学の教科書ではあまり触れられていません。

高校の日本史の教科書には書かれていますが、

当事者同士の事情を含めて解説します。

歴史が楽しくなり、記憶に残ることで、点数アップにつながると良いですね。


その頃の帝は、後嵯峨天皇でした。

これまでの前例で、天皇は生前に、次の天皇を決めることになっていました。  

しかし、後嵯峨天皇は後継者を決めていないまま急死し、

子の亀山天皇(弟)と後深草天皇(兄)で争いになりました。

後嵯峨天皇は、亀山天皇を寵愛していましたが、

天皇を継ぐのは兄の私だと後深草天皇も譲らず、皇位をめぐって争いになりました。


当時の鎌倉幕府は、執権を退いた北条貞時が北条家の嫡流の得宗として権力の座にいました。

貞時は、朝廷と交渉し(文保の和談)、

5年~10年を単位として交互に天皇に就く「両統迭立」としました。


これが南北朝の始まりです。