ここ数年は減少傾向にあった公務員志望の学生。
学生からの人気は景気に左右されるといわれる公務員ですが、
ある調査では、公務員志望の学生は2021年卒の学生より2.1ポイント増えたそうです。
このコロナ禍で「安定した職業につきたい」意識が高まったのでしょうか。
しかも、地方公務員を志望したいという人が増えたようです。
親元を離れず、実家またはその近くで働けることはお互いに安心ですね。
公務員になりたい、と思っている中高生に
「どんな公務員になりたいのか」を聞くと
答えられない生徒さんは多いと思います。
これでは、高校3年生のいざ受験の時に、
大学に提出する志望理由書がきちんと書けません。
公務員になりたい、という目標は、人々の役に立つ立派なことだと思います。
しかし、具体的に、どんな公務員になって、何をやりたいのか?
というビジョンがないと、受験の時に大学に提出する書類の評価が低くなってしまいます。
そこで、公務員になりたいと考える皆さんに、
1.市町村や都道府県の地方公務員になりたいのか?それとも、国家公務員になりたいのか?
2.公務員となった場合、何をしたいのか?
3.どんな部署に配属されたいのか?
この3点だけは、先に考えておきましょう。
明確な目標を決めることで、情報もたくさん取り入れることができます。
これは公務員に限らず、一度将来どういう仕事をしたいのか、
まだ決めかねている人の方が多いと思いますが、一度考えてみてください。