みなさんは本屋さんに行ったとき、「同じタイトルなのに、大きくて高い本と、小さくて安い本があるなぁ」と不思議に思ったことはありませんか?
実はあの2つは、「単行本」と「文庫本」といって、一言でいうと「先輩と後輩」のような関係なんです。
まず、作家先生が書いた新しい小説などが一番最初に世の中に出るのが先輩の「単行本」です。
大きめサイズで、表紙が硬くてしっかりしているハードカバーのものが多く、本棚に並べたときにコレクション感があってすごくカッコいいのが特徴です。
文字が大きくて読みやすいというメリットもあります。
値段は1,500円~2,000円前後と少し高めですが、大好きな作家さんの新刊をイチ早く読みたいときや、部屋におしゃれに飾りたいときにはこの単行本がぴったりです。
それに対して、単行本が発売されてからおよそ2~3年ほど経ってから登場する後輩が「文庫本」です。
手のひらサイズで、表紙も柔らかくて軽いのが特徴になります。
とにかくコンパクトなので、カバンに入れてもかさばらず、通学中の電車や学校の休み時間に読むのにぴったりです。
お小遣いでも買いやすいように、価格も600円~1,000円前後とお手頃になっています。
実は文庫本には、ただ小さくなっただけではない隠れたお楽しみもあります。
文庫本になるタイミングで、表紙のイラストが今風の可愛いデザインや、おしゃれなイラストに新しく変わることが多いのです。
さらに、本の最後に他の作家さんによる解説や、作家さん自身のあとがきが追加されたり、お話の一部が少しだけ読みやすくアップデートされていたりすることもあります。
このように、とにかく早く読みたいときや本棚に綺麗に並べたいときは「単行本」、
お小遣いで安く買いたいときや学校に持ち歩いて読みたいときは「文庫本」がおすすめです。
ぜひ、自分の読書スタイルに合わせて、お気に入りの一冊を選んでみてくださいね。