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家庭教師のマナベスト 和歌山県 スタッフブログ

家庭教師を始めたのに成績が下がった…
本当に見るべき3つの変化


「家庭教師を始めれば、すぐに成績が上がると思っていたのに、最初の定期テストでは前回より点数が下がってしまった…。」

このような状況に、不安を感じる保護者の方は少なくありません。

せっかく家庭教師を依頼したのに結果が出ないと、「指導方法が合っていないのでは?」「家庭教師を変えた方がいいのでは?」と考えてしまうこともあるでしょう。

しかし、実際には家庭教師を始めた直後に一時的に成績が下がることは決して珍しいことではありません。
むしろ、その後大きく成績を伸ばす生徒ほど、一度壁にぶつかるケースもあります。

大切なのは、一回のテスト結果だけで判断するのではなく、「子どもがどのように変化しているのか」を見ることです。

今回は、家庭教師を始めた後に成績が下がる主な理由と、本当に注目すべき3つの変化についてご紹介します。

『なぜ家庭教師を始めたのに成績が下がることがあるのか?』

1. 勉強方法を根本から見直している途中だから
家庭教師の指導では、「答えを覚える勉強」ではなく、「なぜそうなるのか」を理解する勉強へ切り替えることがよくあります。
例えば数学であれば、公式を暗記するだけではなく、公式が成り立つ理由や使い分けまで学びます。
英語でも単語を覚えるだけではなく、文法や英文の仕組みを理解しながら学習を進めます。
最初は今までの解き方との違いに戸惑い、問題を解くスピードが落ちたり、以前なら何となく正解できていた問題を間違えたりすることがあります。
しかし、この期間は「理解する力」を育てるための大切な土台作りです。

2. 基礎の穴が見つかり、復習を優先している
家庭教師は、生徒一人ひとりの苦手を細かく分析します。
その結果、「今の単元が分からない原因は、実は前学年の内容だった」というケースは少なくありません。
例えば、
・分数の計算が苦手
・英語のbe動詞と一般動詞の違いが曖昧
・漢字や語彙が十分に定着していない
こうした基礎のつまずきを解消するために、一度戻って学習することがあります。
短期的にはテスト範囲の勉強時間が減るため点数が下がる場合もありますが、この基礎固めが後の大きな成績アップにつながります。

3. 「分かったつもり」がなくなった
家庭教師は「どうしてその答えになるの?」と質問しながら授業を進めます。
すると、生徒自身が「実は理解できていなかった」と気付くことがあります。
この状態は、一見すると後退しているように見えますが、実際には大きな成長です。
自分の弱点を理解できるようになった生徒は、その後の学習効率が大きく向上する傾向があります。

『本当に見るべき3つの変化』

成績だけではなく、次のような変化が見られるかを確認してみましょう。

① 勉強する習慣が身についてきた
以前は宿題を後回しにしていた子が、自分から机に向かうようになった。
家庭教師の授業がない日でも復習するようになった。
このような学習習慣の変化は、成績向上の大きな土台になります。
勉強は一日で結果が出るものではありません。毎日の積み重ねが、数か月後の成果につながります。

② 質問する回数が増えた
「ここが分からない。」
「この問題はどう考えればいいの?」
以前は分からないままにしていた生徒が、自分から質問できるようになることがあります。
これは、受け身の勉強から主体的な勉強へ変わってきたサインです。
理解しようとする姿勢が身につくことで、応用問題にも対応できる力が育っていきます。

③ 同じミスを繰り返さなくなった
最初は計算ミスや漢字ミスが多かった生徒でも、間違えた問題を解き直す習慣がつくことで、同じ失点が少しずつ減っていきます。
テストでは大きな点数アップが見られなくても、「以前なら必ず間違えていた問題が解けた」という変化は、とても重要です。
こうした小さな積み重ねが、次のテストで大きな成果となって表れます。

『成績アップは「階段」のように伸びる』

成績は、毎回右肩上がりに伸びるとは限りません。
一度下がり、横ばいになり、その後大きく伸びるというケースも多くあります。
家庭教師の役割は、その場しのぎで点数を上げることではなく、自分で考え、自分で学べる力を育てることです。
そのため、短期間だけを見ると変化が分かりにくい場合もありますが、学習習慣や理解力が身についてくると、成績は安定して伸びやすくなります。


家庭教師を始めた直後に成績が下がると、不安になるのは自然なことです。
しかし、それだけで「失敗だった」と判断するのは早計です。

大切なのは、点数だけではなく、

・勉強する習慣が身についているか
・分からないことを質問できるようになったか
・同じミスを減らせているか

この3つの変化に目を向けることです。

学力は、土台がしっかりしてこそ大きく伸びます。


一時的な結果だけに一喜一憂せず、お子さまの成長を少し長い目で見守ることが、将来の大きな成果につながります。