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【中学・歴史】一休さんにも登場
足利義満

2021/09/19

西暦1400年前後、日本を動かしていたのは

金閣寺(正式名称:鹿苑寺金閣)を創建した、室町幕府3代将軍足利義満ですね。


この足利義満は、最初から強かったわけではありません。

父は、室町幕府を開いた足利尊氏の子の義詮で

義満が子どもの頃は、南北朝の動乱の真っ只中にあり、

尊氏が亡くなった後、父の義詮と一緒に幕府がある京都を捨てて、

落ち延びて山中を点々としていた時もありました。



南北朝の動乱は、離合集散が多く、戦闘がなくなり穏やかになったり、

戦闘状態になったりを繰り返していました。



やがて、動乱が落ち着いた頃、義満はちょうど将軍になり

奉公衆という将軍直属の軍隊を作り、有力大名をことごとく倒して

絶対的な地位を確立しました。


その後、当時の中国の明の皇帝から、

日本国王源道義

の称号をもらうのです。


この歴史で言えることは、日本国内(自分の家)を平定(とりまとめる)すれば、

外国(近所の人)から認めてもらえる、ということですね。




ちなみに、アニメ「一休さん」で有名な
「屏風の虎」のエピソードに出てくる将軍さまが義満です。

※ただし実際には一休宗純と足利義満は年代が違うため、アニメのようなトンチ合戦をすることはなかったようです。