多くの生徒さんが必須科目として、
高校1、2年生で学んでいる世界史の中の
古代アメリカについて説明します。
中学生の生徒さんは、
アメリカ合衆国は、1776年、ワシントンの指揮のもと、独立宣言をして、イギリスから独立した。
それまでのアメリカは、原住民インディアンが暮らすだけの原野だった。
と思っている人もいるのではないでしょうか。
大昔のアメリカにも、きちんとした文明があることを
これから説明しますね。
アメリカの歴史は、実は古く
紀元前4世紀頃から、北アメリカ大陸のユカタン半島で、
マヤ文明が起こりました。
階段ピラミッド型神殿、象形文字、20進法を発明しました。
紀元前1200年頃から、
北アメリカ大陸のメキシコ湾岸で、オルメカ文明が起こりました。
ジャガー信仰、ピラミッド型神殿、世界中の他の文明に影響を与えました。
紀元前1000年頃から、
北アメリカ大陸のアンデス高地で、チャビン文明が起こりました。
トウモロコシの栽培、土器、神殿、都市を作りました。
このように、アメリカにも、古くからきちんとした文明があるのです。