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家庭教師のマナベスト 長野県 スタッフブログ

【歴史】
理解しながら覚えよう

2021/10/21

ある私立高校の入試に出題された、実際の問題です。


社会の歴史分野が、ただ覚えるだけの勉強ではない、

数学のように頭を使う勉強だ、とわかると思います。


鎌倉幕府以降の武家政権で、将軍に次ぐ政権の事実上のトップの地位と、
就任者の氏を古いものから順に3つ答えよ。
なお、就任者が複数いる場合は、すべての氏を答えよ。


・・・ただ覚えるというやり方では、

まったく太刀打ちできないことがわかりますね。
 
正解は、

執権、北条氏(得宗)

管領、細川氏、斯波氏、畠山氏(三管)

老中、松平氏、水野氏、堀田氏、阿部氏、安藤氏、田沼氏(譜代)

です。



建武の新政をした後醍醐天皇は、補佐役を置きませんでした。

まさに、天皇親政でしたね。

織田信長は、楽市楽座など経済政策に熱心だったものの、

一向一揆の鎮圧や延暦寺焼き討ちなど、戦いばかりの日々で

政治機構は整えていません。


豊臣秀吉は、後陽成天皇の関白となって、

自分の下に五大老、五奉行を置きましたが、補佐役は置いていません。



やはり、社会をあなどるべからず、です。