推薦入試で必ず必要になる志望理由書。
志望動機や自己PRは一番悩みますね。
これらの最大のポイントは「他の人と差をつける」ことです。
自分の文章は、誰もが答えそうな内容になっていないか、確認してみましょう。
中学3年生を例にします。
スポーツが好き・頑張ってきた生徒さんの場合、
「貴校は、バレーボールが盛んで、毎年、都道府県大会で優勝し、全国大会に出場しています。私もバレーボールが大好きで、中学でキャプテンとしてがんばってきました。そのようなすばらしい貴校に合格し、バレーボールをがんばりたいので、貴校を志願しました。」
本人は本当にそう感じていると思いますが、この文章では合格から遠くなるでしょう。
なぜなら、スポーツ(バレーボール)のことしか、述べられていないからです。
確かに、スポーツが盛んな高校に行きたいという気持ちはわかりますが、
高校生である以上、日中は勉強をしています。
高校生活は、部活動(バレーボール)オンリーではありません。
他のことも述べなければなりません。
受験する高校の「教育理念」は知っていますか?
高校が求める生徒像と、受験する生徒さんの自己PRがズレていては
「ぜひうちの高校に入ってほしい!」とはなりません。
受験校のことはしっかり調べ、
自己PRは"具体的でオリジナルのもの"を考えましょう。