2020年度は小学校、2021年は中学校の学校教育の内容が大きく変わりました。
学校教育は「学習指導要領」に則って教育活動を行っています。
学校ごとに教科書や扱う教材は異なりますが、その先に控える大学受験などで
出身校ごとの学習内容のばらつきが影響とならないよう、基本的な大枠はどの学校も変わりません。
2022年度は、高校の学習指導要領が今までと変わります。
中でも、国語は大改訂といわれています。
国語総合、古典A、古典Bが廃止され
・現代の国語
・言語文化
・古典探求
が新設されます。
これまで国語は「読む」こと、読み取る力に重きを置いていましたが
新学習指導要領からは「話す」「書く」「聞く」ことを育成する内容になっています。
これからは、実社会において必要な論理的な文章や実用的な文章を扱うことになるわけです。
時代の変化に合わせ、対応できる人間を育成するよう
変わっていく学習指導要領。
もちろん学校教育だけでなく、
色々な種類の本を読んだり、人の話を聞いたり、自分のことを話したりすることで
結果的には国語力が身に付くのです。
偏ることなく、色々なことにチャレンジしてくださいね。