大学の総合型選抜(AO入試)は、今がちょうどピークだと思います。
このあと、学校推薦型選抜や指定校推薦入試になっていきますね。
これから大学を受験する人は、全力でがんばってくださいね。
この総合型選抜(AO入試)で、実際に出題された日本史の問題を紹介します。
高校入試にも役立ちますから、中学生の受験生も、よく読んでくださいね。
このブログに記載は不可能ですが、資料や年表が与えられている状況で、
「江戸幕府の全盛期の将軍名と、そう判断した根拠を解答しなさい。」
という、ただ覚えるだけでは太刀打ちできない記述式の難問です。
江戸幕府の全盛期は、3代将軍の徳川家光の時です。
年号では、寛永時代です。その根拠は、
1.(年表を読み取った上で)莫大な出費となるため大名が嫌がる参勤交代を武家諸法度に追加した(武家諸法度寛永令)こと。
2.(資料を読み取った上で)、江戸時代で一番、大名の改易(とりつぶし)が多かったこと。
の2点からです。
歴史上では、もちろん、実際の今の生活でも同じですが、
人の嫌がることが反対もさせずにできるのは、権力者にかなりの力があるからですね。