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家庭教師のマナベスト 富山県 スタッフブログ

避けられない
身近な放射線

2022/01/05

2011年3月の福島第一原発事故から10年以上が経ちました。

当時、毎日のように話題になった放射線。

この放射線についてまだよくわからない人は、ここで少し学びましょう。


1895年、日本が伊藤博文らを中心とした明治政府の頃、

ドイツでは、レントゲン博士が真空放電管を使って、

黒色の紙で管を覆っていても蛍光板が光ることを突き止めました。


光らせたのは、真空放電管の中から見えない光が出ているからと考えた博士は、

これは不思議な線だという意味で、

「エックス線」と名付けました。


現在エックス線は、レントゲン撮影に広く使われていますね。

このエックス線は、放射線の中の1つです。


放射線は、実は私たちの身の回りに存在します。

宇宙から常に降り注いでいます。

地球の大地の岩石の中からも、放射線が出ています。


空気に含まれている微量の希ガスのラドンは

主に、コンクリートの壁から放射線を出しています。


食べ物に含まれるカリウムは、私たちの体に必要な栄養素ですが

このカリウムからも放射線が出ているのです。
(放射性カリウムの食品による被ばくについて、影響は受けないと考えられています)

このように、私たちは今も昔も、放射線がある中で暮らしています。


だから、放射線を受ける量を0にすることはできないのです。