中学理科の「地震と火山」の単元は、まぎらわしく、ポイントがつかみにくく
なかなか覚えづらいのです。
当時ニュースで中継していましたが、
三宅島の噴火では、溶岩が山肌に沿って流れ下りました。
しかし、雲仙・普賢岳の噴火では、溶岩は流れ出さずドーム型に大きく膨らみました。
このような溶岩の粘性の正体は、何なのでしょう?
テストに出た場合は、
溶岩中の二酸化ケイ素SiO2の比率の違いにより、溶岩の粘性が変わる。
と解答しましょう。
高校地学では、さらに深く
二酸化ケイ素が少ないとサラサラと流れる溶岩になり、具体例は、三宅島、ハワイ、アイスランド、伊豆大島。二酸化ケイ素の比率は、約40%。溶岩は、玄武岩である。
と解答しましょう。
ちなみに、二酸化ケイ素は、石英です。
含有率が50~60%になると、粘性が高くなります。
溶岩は、安山岩で、噴火は爆発的です。
これを、しっかり頭に入れておきましょうね。