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家庭教師のマナベスト 兵庫県 スタッフブログ

【地学】
溶岩石の粘性

2022/01/23

中学理科の「地震と火山」の単元は、まぎらわしく、ポイントがつかみにくく

なかなか覚えづらいのです。


当時ニュースで中継していましたが、

三宅島の噴火では、溶岩が山肌に沿って流れ下りました。


しかし、雲仙・普賢岳の噴火では、溶岩は流れ出さずドーム型に大きく膨らみました。


このような溶岩の粘性の正体は、何なのでしょう?


テストに出た場合は、

溶岩中の二酸化ケイ素SiO2の比率の違いにより、溶岩の粘性が変わる。

と解答しましょう。


高校地学では、さらに深く

二酸化ケイ素が少ないとサラサラと流れる溶岩になり、具体例は、三宅島、ハワイ、アイスランド、伊豆大島。二酸化ケイ素の比率は、約40%。溶岩は、玄武岩である。

と解答しましょう。


ちなみに、二酸化ケイ素は、石英です。

含有率が50~60%になると、粘性が高くなります。

溶岩は、安山岩で、噴火は爆発的です。

これを、しっかり頭に入れておきましょうね。