今から約6500年前、
2億年もの長い間地球上に存在していた恐竜が、一斉に絶滅しました。
この時同時に、地球上に存在していたすべての生物の中の
なんと!約70%が恐竜と一緒に絶滅したことは、みなさん知っていましたか?
海中の植物プランクトンや動物プランクトンはじめ、
甲殻類や軟体動物にいたるまで、半数の種族が絶滅してしまいました。
これは、「大絶滅」と言われる地球史上最大の事件です。
恐竜が絶滅した理由には、
植物による有毒物質発散説=アルカロイド中毒説
という、花の中に、モルヒネ、ニコチン、カフェイン、コカインなどの
有毒物質を含んでいたとする説
や、
異性欠乏説という、恐竜の性が、雄または雌にかたよってしまったために、
子孫ができなくなったとする説
などがありました。
しかし、現在最も有力なのが、
隕石や彗星、小惑星などが地球に衝突して、
地球環境が急激に変化し、大多数の生物種が絶滅した
とする説です。
隕石が直接すべての恐竜に当たって、恐竜が瞬時に絶滅した、
との説もありますが、地球は丸いので部分的にしか隕石は当たりません。
大昔の話なので、調査しても分からないことが多いですが
仮説を聞くだけでもわくわくしますね。