地球の大陸は、間違いなく動いています。
そこで、今回のブログは、高校の地学を学んでいる人のために、
学校で習う「極移動と磁場逆転」について、
テストによく出題されるポイントを説明したいと思います。
地学で学ぶポイントは、
【極移動】は数十億年単位、【磁場逆転】は数十万年単位!
と覚えておきましょう。
では、なぜ、これらのことがわかるのでしょう?
テストに出題されたら、こう解答しましょう。
何十億年前から現在までの地層の溶岩の状態から
です。
地層の溶岩は、地球の磁力により、長い年月をかけて磁化されますね。
ということは、そのN極とS極の方向を調べれば、
何億年でどう移動したかがわかるのです。
具体例は、
数億年の間に、北極はアメリカ合衆国のコロラド州から赤道を通り
日本を経て、現在の北極へと移動した。
ことを述べれば大丈夫です。
【磁場逆転】は、過去360万年間に9回逆転しています。
その逆転の時の影響は?
70万年前の磁場逆転の時の地層から、
放散虫の死骸が大量に見つかっただけなので、ほとんど影響はない。
と解答すればOKです!
【極移動】は、5億年で30度から40度移動
と覚えておきましょう。あとは、年数で割れば、角度が出ますね。
地球をコマに例えます。
コマを回すと、重いものを遠くへ飛ばす力が働きます。
遠心力ですね。
地球はコマのように自転していて、大陸は重いですから、
地球上のものは赤道方向に飛ばされますね。この原理です。
一方、【磁場の逆転】は、地球が誕生した後、
今から1億年前までは、20万年に1回の頻度で起きています。
地球の磁場が逆転するまでに1000年から1万年かかり、だんだんと磁力が小さくなっています。
逆転する時の磁場は10分の1です。
磁場が弱まると、宇宙線が入ります。
毒性は有害です。しかし、地球上の生命体には影響がない程度です。
よく復習しておきましょうね!