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家庭教師のマナベスト 宮城県 スタッフブログ

【地学】
極移動と磁場逆転

2022/01/27

地球の大陸は、間違いなく動いています。

そこで、今回のブログは、高校の地学を学んでいる人のために、

学校で習う「極移動と磁場逆転」について、

テストによく出題されるポイントを説明したいと思います。

地学で学ぶポイントは、

【極移動】は数十億年単位、【磁場逆転】は数十万年単位!

と覚えておきましょう。

では、なぜ、これらのことがわかるのでしょう?

テストに出題されたら、こう解答しましょう。

何十億年前から現在までの地層の溶岩の状態から

です。

地層の溶岩は、地球の磁力により、長い年月をかけて磁化されますね。

ということは、そのN極とS極の方向を調べれば、

何億年でどう移動したかがわかるのです。
 

具体例は、

数億年の間に、北極はアメリカ合衆国のコロラド州から赤道を通り

日本を経て、現在の北極へと移動した。

ことを述べれば大丈夫です。



【磁場逆転】は、過去360万年間に9回逆転しています。

その逆転の時の影響は?

70万年前の磁場逆転の時の地層から、

放散虫の死骸が大量に見つかっただけなので、ほとんど影響はない。


と解答すればOKです!



【極移動】は、5億年で30度から40度移動

と覚えておきましょう。あとは、年数で割れば、角度が出ますね。

地球をコマに例えます。

コマを回すと、重いものを遠くへ飛ばす力が働きます。

遠心力ですね。

地球はコマのように自転していて、大陸は重いですから、

地球上のものは赤道方向に飛ばされますね。この原理です。


一方、【磁場の逆転】は、地球が誕生した後、

今から1億年前までは、20万年に1回の頻度で起きています。

地球の磁場が逆転するまでに1000年から1万年かかり、だんだんと磁力が小さくなっています。

逆転する時の磁場は10分の1です。

磁場が弱まると、宇宙線が入ります。

毒性は有害です。しかし、地球上の生命体には影響がない程度です。

よく復習しておきましょうね!