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家庭教師のマナベスト 群馬県 スタッフブログ

【全学年】予習というワードに騙されないように!

2021/06/11

今回は、復習について書いていこうと思います。

タイトルは『予習』なのですが、

今回のテーマは『復習』がいかに大切なのかをお伝えしたいと思います。


では、何故そこまで『復習』が大切なのか?

答えは簡単です!

人間という生き物は、繰り返す事で自分の物にする事が出来るのです。

凄く単純ですよね!?

でも単純だからこそ、継続して行う事が難しいのです。

それが『復習』の一番辛いところではないでしょうか……。

想像してみてください。一度やった事を、再度同じ事をする。

これって結構な勢いで苦痛ですよね……。

だからこそ、人間はタブーを犯してしまうのです。


「予習しよっと!!」


はいっ!!

これは悪魔の囁きですからねっ!! 良く覚えておいて下さい。

勉強の落とし穴である『解ったつもり』で進めてしまう最悪なタブーです。

この『つもり』という事は、大げさに言うならば、勘違いと意識して下さいね!!

また、良くあるパターンですが、勉強につまずいてしまった場所をそのままにしておく。

これもまた『解ったつもり』からくる勘違いですからねっ!!


例えばですが、小学校1年生で『足し算』を習いますよね。

足し算を知らない幼稚園児に『掛け算』は解けると思いますか?

ほぼ100%、解く事は難しいでしょう。

足し算の仕組みを理解する → 数字が増える仕組みを理解する → その上で掛け算が理解出来る。

この様に、勉強というものは【 順序立てて 】理解していく事がとても大切なのです。

中学生で習う【方程式】ですが、つまずく単元の上位に入ってきますよね。

実は、この方程式の基礎ですが、小学校で勉強するのです。

その名も【文字式】。

ここで『解ったつもり』にしておくと、後々苦労してしまいますよね。

ここまでで『復習』がどれだけ大切か解って頂けたでしょうか??


・解ったつもりで進めない

・今の授業で解らない事があれば、過去に必ず基礎を習っている

この2つを記憶の片隅でも良いので、覚えて貰えたら嬉しいです。


僕が学生時代に、実際にしていた勉強方法を紹介しようと思います。

授業中ですが、机の上には『教科書』『ワーク』『ペン』『ルーズリーフ2~3枚』を準備していました。

消しゴム、ふでばこ、アンダーラインを引くペン等は引き出しの中です。

「えっ!? 消しゴム使わないの?」

そう思った方もいると思いますが、正解です。

消しゴムは使いませんでした。

では、僕がやっていた実際の授業中の行動です。

教科書は、机の左上に広げていました。その教科書の下にワークを忍ばせています。

ルーズリーフは右側に置いて、右手でペンを持っています。

この配置ですが、僕が右利きな為です。

授業が始まると、先生は教科書の内容や、他の資料を見ながら話し始めますよね?

僕は、その先生の話す内容のほぼ全てをルーズリーフに【メモ書き】していました。

もちろん、先生が黒板に書く内容も【メモ書き】していました。

ここで、ルーズリーフを数枚用意する理由が分かってきますよね?

『黒板用』『先生が話している内容用』と分けて書いていました。

その際、僕の左手は暇を持て余しているので、挙手する手はいつも左手です。

想像してみて下さい。

先生の話す内容をメモしている訳ですから、先生の話すスピードに合わせる必要がありますよね?

右手のペンを消しゴムに持ち替えたり、アンダーライン用の蛍光ペンに持ち替える余裕はありません。

右手はメモを取りながら、そのメモを目で追いながら理解していく。

耳と目をフル活用していました。

そして帰宅後。

家では、授業中にメモした内容を基に【ノート】を作っていたのです。

実はこれも、立派な『復習』なのです。

授業の内容を、もう一度家でノートへとまとめる。同じ事を2回する事で、理解は深まりましたし、授業で何が大切だったのかも解りました。

そして、家で作ったキレイなノートを先生に提出。

こんな勉強方法をしていました。

なので、今思い返しても『予習』はした事がないかもしれません。


僕の勉強方法は、あくまでも参考程度に考えて下さい。

生徒さんが通っている学校や、教科の先生によってはNGの場合もあります。

ですが『どうしたら効率良く出来るのか』を考えて取り組む事で、自然と『復習』の時間も確保出来ると思います!!

『予習』という、まだ見ぬ新しい情報に手を出す前に、しっかりと自分の苦手を洗い出し、『効率の良い復習』を心掛けて下さい!!