今回は、復習について書いていこうと思います。
タイトルは『予習』なのですが、
今回のテーマは『復習』がいかに大切なのかをお伝えしたいと思います。
では、何故そこまで『復習』が大切なのか?
答えは簡単です!
人間という生き物は、繰り返す事で自分の物にする事が出来るのです。
凄く単純ですよね!?
でも単純だからこそ、継続して行う事が難しいのです。
それが『復習』の一番辛いところではないでしょうか……。
想像してみてください。一度やった事を、再度同じ事をする。
これって結構な勢いで苦痛ですよね……。
だからこそ、人間はタブーを犯してしまうのです。
「予習しよっと!!」
はいっ!!
これは悪魔の囁きですからねっ!! 良く覚えておいて下さい。
勉強の落とし穴である『解ったつもり』で進めてしまう最悪なタブーです。
この『つもり』という事は、大げさに言うならば、勘違いと意識して下さいね!!
また、良くあるパターンですが、勉強につまずいてしまった場所をそのままにしておく。
これもまた『解ったつもり』からくる勘違いですからねっ!!
例えばですが、小学校1年生で『足し算』を習いますよね。
足し算を知らない幼稚園児に『掛け算』は解けると思いますか?
ほぼ100%、解く事は難しいでしょう。
足し算の仕組みを理解する → 数字が増える仕組みを理解する → その上で掛け算が理解出来る。
この様に、勉強というものは【 順序立てて 】理解していく事がとても大切なのです。
中学生で習う【方程式】ですが、つまずく単元の上位に入ってきますよね。
実は、この方程式の基礎ですが、小学校で勉強するのです。
その名も【文字式】。
ここで『解ったつもり』にしておくと、後々苦労してしまいますよね。
ここまでで『復習』がどれだけ大切か解って頂けたでしょうか??
・解ったつもりで進めない
・今の授業で解らない事があれば、過去に必ず基礎を習っている
この2つを記憶の片隅でも良いので、覚えて貰えたら嬉しいです。
僕が学生時代に、実際にしていた勉強方法を紹介しようと思います。
授業中ですが、机の上には『教科書』『ワーク』『ペン』『ルーズリーフ2~3枚』を準備していました。
消しゴム、ふでばこ、アンダーラインを引くペン等は引き出しの中です。
「えっ!? 消しゴム使わないの?」
そう思った方もいると思いますが、正解です。
消しゴムは使いませんでした。
では、僕がやっていた実際の授業中の行動です。
教科書は、机の左上に広げていました。その教科書の下にワークを忍ばせています。
ルーズリーフは右側に置いて、右手でペンを持っています。
この配置ですが、僕が右利きな為です。
授業が始まると、先生は教科書の内容や、他の資料を見ながら話し始めますよね?
僕は、その先生の話す内容のほぼ全てをルーズリーフに【メモ書き】していました。
もちろん、先生が黒板に書く内容も【メモ書き】していました。
ここで、ルーズリーフを数枚用意する理由が分かってきますよね?
『黒板用』『先生が話している内容用』と分けて書いていました。
その際、僕の左手は暇を持て余しているので、挙手する手はいつも左手です。
想像してみて下さい。
先生の話す内容をメモしている訳ですから、先生の話すスピードに合わせる必要がありますよね?
右手のペンを消しゴムに持ち替えたり、アンダーライン用の蛍光ペンに持ち替える余裕はありません。
右手はメモを取りながら、そのメモを目で追いながら理解していく。
耳と目をフル活用していました。
そして帰宅後。
家では、授業中にメモした内容を基に【ノート】を作っていたのです。
実はこれも、立派な『復習』なのです。
授業の内容を、もう一度家でノートへとまとめる。同じ事を2回する事で、理解は深まりましたし、授業で何が大切だったのかも解りました。
そして、家で作ったキレイなノートを先生に提出。
こんな勉強方法をしていました。
なので、今思い返しても『予習』はした事がないかもしれません。
僕の勉強方法は、あくまでも参考程度に考えて下さい。
生徒さんが通っている学校や、教科の先生によってはNGの場合もあります。
ですが『どうしたら効率良く出来るのか』を考えて取り組む事で、自然と『復習』の時間も確保出来ると思います!!
『予習』という、まだ見ぬ新しい情報に手を出す前に、しっかりと自分の苦手を洗い出し、『効率の良い復習』を心掛けて下さい!!