今日こそは勉強しようと思って机に向かったのに、つい漫画を読み始め、友達とラインしてしまい、参考書開いただけで、あっという間に1時間、2時間経過してしまったなんてこと誰にでもあると思います。
なんて、自分はダメなやつなんだーと思うことでしょう。
自己否定すればするほど、モチベーションは下がっていき、どんどん集中できない悪循環。
今日こそは集中するぞという気合も大切ですが、精神論だけで人間集中できるものではありません。
自己否定する時間があるなら、集中できる環境を作りましょう。
集中力とモチベーションをアップするのにお勧めは、キッチンタイマーとストップウォッチの2個を勉強道具に仲間入りさせることです。
キッチンタイマーとストップウォッチはなにが違うのかというと、キッチンタイマーはカウントダウンするもの、時間を設定するとどんどん時間が減っていくもの、ストップウォッチはカウントアップするもの、どのぐらい時間がかかったかを計測するものです。
さてどのようにこの二つを使い分けるかと言いますと、まず勉強時間をストップウォッチで計測します。
今日は50分やったとか、30分やったとか、トータル時間を計測して日々記録していきます。
昨日より今日の方が勉強した、今日は昨日より勉強できなかった、土曜日より日曜日の方が勉強できるなど、記録することで勉強した時間を可視化でき、モチベーションを保つことが出来ます。
次はキッチンタイマーの活用法です。
ストップウォッチを使って勉強時間をいくら図っても、まったく集中していなかったら効率的ではありません。
キッチンタイマーで時間に制限をつけるのです。
5分設定して、5分で単語30個覚えるとか、10分でこの問題集1ページ終わらせるとか、ストップウォッチのピピピ音が鳴る前に終わらせられるよう、ストップウォッチと競争するのです。
友達とラインする暇も、漫画を読む暇も与えない環境に置くのです。
このストップウォッチの時間設定は5分とか10分ぐらいの短い時間で設定した方が、集中します。
人間の集中力は50分ぐらいしか持たないと言われています。
5分、10分の設定を5回から10回繰り返しトータルで50分学習するとかなり集中して勉強に取り組むこともできますし、50分間があっいう間に感じられます。
キッチンタイマーのピピピ音が迫ってくると、なぜか焦るものです。
これが、集中力をアップさせてくれるのです。
実際、小学生のお子さんにキッチンタイマーを使って、漢字のテスト勉強をしてもらいました。
それまで、だらだらやっていたのですが、あと4分、あと3分、あと20秒と時間が迫ってくるにつれ、ノートに漢字を書き殴って覚えるのに必死になっていきました。
同じ30分の学習でもキッチンタイマーを使わなかった時と、使った時では、覚えた漢字の量が倍ちがいました。
ストップウォッチとキッチンタイマーを使って、集中力とモチベーションをアップさせましょう。