良い点を取るときと悪い点を取るときに、
それぞれ多くの人に共通して見られるメンタル状態があります。
意外に思われるかもしれませんが、良い点を取る人ほど試験前に不安がっているものなんです。
「あれについて勉強不足なんじゃないか…」
「前にしたのと同じミスを本番でもするんじゃないか…」
「悪いことが重なると目標点数を下回るかも…」
こんな悪い想像がいくつも浮かぶものです。
一方で、悪い点を取るときほど試験前は不思議と楽観的なモノなんです。
「覚えたところが出れば得点できる!」
「本番の集中力なら解ける!」
「うまくハマれば、合格点ギリギリで受かるはず!」
いい方向いい方向にと想像が膨らみます。
これらの違いは、準備の違いによって生まれるものです。
「準備の違い?たくさん準備するほど安心できるんじゃないの?」
と思うかもしれませんし、個人の性格によってはそうでしょう。
ただ、準備すればするほど、起こりうるあらゆる可能性に目が行ってしまう、という面もあります。
知識が多い分、想像が働きます。
そうなってくるとその分不安も出てくるものなんです。
「準備したつもりだけど、まだ何か落とし穴があるんじゃないか…」という気分になってきます。
これは、熟練した登山家ほど、確率の低い万が一の事態に備えているのと一緒ですね。
一方で準備不足の人は、そもそもその範囲や出題について、
また、その中で自分の実力がどうかということが正確に判断できていません。
試験についての認識があやふやな中で、
自分の目に見える範囲だけを見て「できそう!」と思ってしまうんです。
試験本番になって初めてそれが勘違いだったと分かります。
これもやはり、山登りの初心者が軽装で遭難してしまうのと一緒でしょう。
この夏に資格試験などを受ける方もいるかと思います。
また、夏休み明けテストに定期テスト・受験など、重要なテストが皆さんを待ち構えています。
試験前に不安を感じているなら、それは皆さんがそれだけ準備した証拠です。
試験が始まるまでは不安なところの押さえなおしに務め、試験は自信をもって受けましょう!
一方、試験に関して楽観的になっているなら、危険サインかもしれません。
自分の準備が本当に万端なのか。
本番形式の過去問演習や客観的な採点などを受けてみることで、まずは現状を正確に把握しましょう。