アルベルト・アインシュタイン(1879~1955)は、歴史上最も偉大な物理学者と呼ばれる一人です。
・一般相対性理論
・特殊相対性理論
・ブラウン運動
・光量子仮説
など、それまでの物理学の常識を覆すような発見をいくつもしてきました。
そんなアインシュタインですが、彼が「人類最大の発明」と呼んだものは
物理に関係のない、意外なものでした。
それが、【複利】です。
複利とは、お金を貸した際に発生する「金利」の計算方法の一つです。
複利を説明するために、まずそれと正対する方法である【単利】について説明しますね。
例えば、太郎さんが花子さんに、100円を借ります。
花子さんは、ただ貸すだけでは得が無いので、条件を出します。
「返すのが1日遅れるたびに、返す金額が元の10%上乗せされるけどいい?ただし、単利でね。」
この場合、翌日になれば返金額は100円の10%上乗せされ、110円になります。
翌々日になれば、また100円の10%が上乗せされ、120円になります。
翌々々日になれば、また100円の10%が上乗せされ、130円になります。
太郎さんは早くお金を返さないとどんどん返金額が10円ずつ増えてしまいます。
もし仮にこのまま100日返さなかったとしたら、返金額は、
100 + 100×0.1×100 =1100円
になってしまいます。
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さて、では花子さんが、「ただし、複利でね。」と言っていたらどうでしょう。
複利とは【元本に加え金利でついた分も組み込まれて計算する方法】です。
実例を見ていきましょう。
この場合も、翌日の返金額は単利の場合と変わらず、100円の10%上乗せされ、110円になります。
ただ、翌々日からは変わります。
複利の場合、翌々日は、翌日の110円に金利の10%を上乗せされた金額になります。
つまり、
110 + 110×0.1 = 121 円
になります。
単利の場合より返金額が増えましたね。
更に翌々々日の返金額は、121円に121円の10%が上乗せされます。
121 + 121×0.1 = 133.1
【単利】では翌々々日の段階では130円だったので、この時点で3.2円大きくなっていますね。
とても些細な差と思われるかもしれません。
ただ、これが100日後になると、その返済額はとんでもなく膨れ上がります。
その額なんと、
約137万8061円!!
単利の場合の1100円と比べて、1000倍以上の差があります。
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複利という計算方法はアインシュタインよりずっと前の大昔からあったと言われています。
アインシュタインは、近代化に伴う資本主義社会の急成長を目の当たりにし、
このような発言をしたと言われています。
みなさんも資産運用や金融に触れる機会があるかと思いますが、
単利と複利の違いに注意して、上手に使っていってくださいね♪