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家庭教師のマナベスト 石川県 スタッフブログ

【化学】
錬金術は可能か

2024/11/18

アニメや漫画で錬金術という言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

錬金術は、紀元前から17世紀にいたるまでの非常に長い間、物質をうまく組み合わせれば「金」が作り出せると人々に信じられていました。

ある国の王は錬金術師に大量の金をつくり出すように命じたが、うまくいかず錬金術師を処刑したという昔話もあるようです。


イギリスのドルトンは1803年、「物質それ以上分割できない原子という粒子からできている」という原子説を発表しました。


原子とは、金は金原子から、銀は銀原子からできており、さまざまな物質をつくるもとになるものです。

現在およそ120種類の原子が知られており、どの原子も非常に小さな粒子です。


そして、原子には次のような性質があります。

①原子は、化学変化でそれ以上分けることができない。

②原子は、化学変化で新しくできたり、種類が変わったり、なくなったりしない。

③原子は、種類によって、その性質や大きさが決まっている。

これらの原子の性質から見て取るに、金ではないものから金をつくり出すことは無理だということです。


少し夢のない話になってしまいますが、化学的に考えると、錬金術は不可能ということになります。

金よりも安価な金属から高価な金がつくり出せれば、とてもうれしいことですが、金原子からしか金はできないため、他の物質からは金をつくり出すことはできないですね。


化学や科学では証明できないできごとも世の中にはたくさんあるかもしれませんが、現代で錬金術師を名乗る人物がいないのは、やはり錬金術が可能ではない証拠なのかもしれません。