山梨県では2025年度入試より、全ての公立高校の後期入試で、長期欠席者等を対象とした調査書を用いない特別選抜が導入されます。
特別選抜の対象者は、県内在住の中学3年生のうち、保健室やフリースクールへの登校により【出席扱い】になっている生徒を含む長期欠席者などとされています。
在学する中学校長が事情説明書を作成し、特別選抜による出願を認められた生徒が受験することができます。
定員は各校2~4名。
合否は5教科の学力検査と個人面接で決定されます。
(通常の山梨県の公立入試後期日程は、内申点360点満点+学力検査500点満点)
また、福岡県でも2025年度から長期欠席者に配慮した入学者選抜が実施されることになりました。
調査書の「各教科の学習の記録」の中学3年次の評定を判断基準とせず、学力検査や面接で合否が決められます。
条件は、
①当該制度による出願を希望する者で、高校入学後、継続して登校する意志がある者
②中学校等第3学年の欠席日数が、12月末時点において70日以上である者
としています。
山梨県同様、高校入学後は継続して登校する意思があることが必要です。
2023年度に30日以上欠席した小中学校の不登校生徒は34万6,482人となり、前年より4万7,434人増で過去最多となりました。
事情があり学校に行くことができない生徒にも、高校進学・通学しやすい制度が今後も増えていくかもしれません。