テストにおいて問題に対する理解ミスは、減点原因として非常に多いものです。
解答そのものに誤りがなくても、設問の意図を正しく理解していないと答えが的外れになってしまい、部分点やゼロ点になってしまうことがあります。
問題集を解く際も、以下のことに注意して「解答で何を求められているか」をしっかり答えられる練習をしましょう。
・設問の条件を見落とし
例:「次の文章を読んで、登場人物の気持ちを“自分の言葉で”説明しなさい。」
このような問題では、本文の内容をそのまま書き写すだけでは条件を満たしていません。
「自分の言葉で」という指示がある場合は、要約や言い換えをしながら説明する必要があります。
本文の表現を引用しても良いですが、それだけでは減点対象になる可能性があります。
・問いの文型を見誤る
例:「なぜAさんはこのような行動を取ったのですか。理由を書きなさい。」
この問いに対して、「Aさんは〇〇した。」と行動だけを書いてしまうと、「理由」が問われているという設問の意図を理解していないことになります。
このような場合は、「Aさんは〇〇だと思ったから、△△という行動を取った。」など、原因や背景まで書く必要があります。
・答え方の指定を見落とし
例:「数字で答えなさい。」と書かれているのに、「十人」など漢字表記で書いてしまうケース。
採点者は「数字で」という指定に従っているかを見ているため、形式が違うだけで減点されることがあります。
・知識の使い方のズレ
例:理科の問題で「実験の結果として正しいものを選びなさい」という問いに対して、実験方法ばかり説明してしまう。
このように、設問で求められているのは「結果」であるのに、自分の知っていることを一生懸命書こうとして本質を外してしまうことがあります。
大切なのは、設問の目的を見極めることです。
このような理解ミスは、読解力や注意力が問われる部分でもあり、単なる知識量ではカバーしきれません。
テストを受ける際には、まず設問文をじっくり読み、「何を求められているのか」をしっかり把握することが必要です。
もし不安がある場合は、練習段階で「設問分析」から始める勉強法を取り入れると効果的です。
設問を読み取る力は、すべての教科に共通する基礎なので、意識するだけで確実に得点力アップにつながりますよ。