交換留学は「交換」という名前がついていますが、実際には日本から海外へ高校生を派遣し、現地の高校に通わせる制度です。
多くの場合、ホストファミリーの家庭に滞在し、現地の高校生と同じように授業を受けながら生活します。
異文化交流を重視しており、語学力の向上だけでなく、国際感覚や柔軟性、コミュニケーション力などを育むことが目的です。
文科省のホームページに全国高校生留学・交流団体連絡協議会 会員団体連絡先一覧が掲載されていますので、興味がある人は見てみてくださいね。
文化交流を目的の非営利団体は営利目的ではないため、費用も比較的抑えられています。
【費用と奨学金制度】
交換留学の費用は、団体や派遣国によって異なりますが、一般的には以下のような目安です。
・年間費用:150万円〜300万円程度
含まれるもの:往復航空券、授業料、滞在費(ホームステイ)、食費、保険、現地サポート費用
奨学金制度を活用すれば、費用をさらに抑えることも可能です。
AFSやYFUなどでは、成績や人物評価に基づいて奨学金が支給されることがあります。
【参加条件と選考】
交換留学には選考があります。
年齢:15〜18歳程度
語学力:英検2級程度が目安(団体によって異なる)
選考方法:書類審査、面接、英語試験(ELTiSなど)
派遣先の国は希望を出せる場合もありますが、最終的な学校やホストファミリーは団体によるマッチングで決定されます。
柔軟な姿勢が求められます。
【メリットとデメリット】
☆メリット
- 語学力の飛躍的向上
- 異文化理解と国際感覚の獲得
- 自立心と問題解決能力の育成
- 将来の進路選択の幅が広がる
★デメリット
- 希望の学校や地域を選べない
- ホームシックやカルチャーショックの可能性
- 英語力が不十分だと授業についていくのが困難
- 留学中の単位認定が不十分だと帰国後に留年の可能性も
交換留学は「体験型」の留学であり、卒業を目的とする私費留学とは異なります。
費用を抑えつつ、異文化体験をしたい人に向いています。
語学力だけでなく、人生の価値観や人間力を育てる貴重な経験となるでしょう。
費用は抑えられる一方で、選考や適応力が求められるため、しっかりと準備と覚悟が必要です。
将来の進路や目標に合わせて、自分に合った留学スタイルを選びましょう。
もちろん、ある程度の英語力が求められるので、海外に興味がある人は早いうちから英語の資格取得も視野に入れてくださいね。