進んで自ら勉強する子、国語力が高い子は、どのような家庭環境なのでしょうか。
家庭環境の様々な要素が、学力の形成に大きく関わっていることが研究から明らかになっています。
家庭環境が学力に影響する主な要因
1. 文化的環境
本が多い家庭ほど、子どもの国語力が高い傾向があります。
絵本の読み聞かせ、美術館・博物館への訪問など、知的好奇心を育む活動が学力向上に寄与しているとされています。
マンガや雑誌ではなく、図鑑や物語などの蔵書が多いほど効果が高い傾向があります。
2. 親の教育意識と関わり方
親が「勉強しなさい」と言う頻度よりも、「ニュースについて話す」「一日の出来事を聞く」といった日常的な対話が重要です。
教育に対する期待や価値観が、子どもの学習意欲に影響します。
3. 生活習慣の安定性
朝食を毎日とる、決まった時間に寝るなど、生活リズムが整っている子どもほど学力が高い傾向にあります。
反対に、睡眠不足や不規則な生活は集中力や記憶力に悪影響を与えてしまいます。
ほかに、親の学歴・職業・世帯収入が高いほど、学力も高い傾向があるなど経済的背景もありますが、経済的に厳しい家庭でも、親の関わり方次第で高い学力を維持している事例も多数あります。
お金をかけなくても、言葉のかけ方や休日の過ごし方で子どもの可能性は広がります。
単なる「勉強しなさい」ではなく、日常の中での対話(ニュース、自然、感情など)が思考力を伸ばすのです。
親子でニュースを話す時間を作るなど、ご家庭で取り入れられそうな習慣があればぜひやってみてください。