漢字には音読みと訓読みがあります。
例えば、間という漢字には「かん」という読み方と「あいだ」という読み方があります。
どちらが音読みで、どちらが訓読みなのか覚えていますか。
まず、音読みの音とは、漢字の中国語での発音を元にした読み方です。
漢字は中国発祥のことばです。
漢字を中国から受け入れる際に、日本人は中国語の発音を聞き、その発音に似せて漢字を読みました。
その読み方が、長い年月をかけて定着したものが音です。
間の読み方では、「カン」のほうが音読みに当たります。
一方、訓読みは意味から考えられた読み方です。
中国から漢字が日本に伝わると、日本人はその漢字の意味を考えました。
そして、同じ意味を表す日本語の言葉を読みとして当てはめました。
この読み方が訓です。
「あいだ」ということばが存在していて、それに「間」という漢字を当てはめたということです。
このように、音読みと訓読みでは、できた背景に違いがあります。
音読みは、その字の通り、中国から入ってきた時に、日本人が「おと」として耳にどのように届いたのかを表していますので、カタカナで表現することが多いです。
それに対して、訓読みは意味のある言葉に漢字を当てはめているので、その読み方だけでも意味が通じることが多いです。
音読みか、訓読みか、区別をつけることは非常に難しいこともありますが、発生の違いに注目すると、区別しやすくなるのではないでしょうか。
ぜひ、いろいろな感じの音読みと訓読みを考えてみてください。
漢字の学習が楽しくなるかもしれませんよ。