将来、どのような職業に就くかは、大学生や高校生にとってはかなり現実的なことではないでしょうか。
中学生や小学生にとってはまだ先の未来のことかもしれませんが、労働環境について知ることは、将来の自分の働き方にもつながる重要なことです。
かつては日本企業の多くが、一つの企業で定年まで働く終身雇用や、年齢とともに賃金が増えたり役職が与えられたりするような年功序列型の制度を採用していました。
しかし、近年ではこのような雇用のあり方を見直す企業多くなりました。
年齢や労働時間ではなく、仕事の成果に応じて賃金を支払う成果主義の雇用形態を採用する企業も増えました。
厳しい企業間の競争に対応するためには、成果をあげられる人を優遇して雇えるような制度が必要だと判断する企業が多いということです。
また、企業に雇われるのではなく、仕事ごとに契約を交わして働くフリーランスと呼ばれる働き方も増えてきています。
その一方で、アルバイトやパートタイマー、派遣労働者などの非正規雇用の形態で働く労働者を数多く雇用する企業も見られます。
この形態のメリットは、業務の忙しさに合わせて労働力を確保できるところです。
しかし、非正規雇用で働く人にとっては、雇用をいつ打ち切られるか分からない不安があったり、賃金が正規雇用の働き手よりも低かったりといった問題もあります。
日本人の労働時間は、昭和、平成に比べ、近年ではしだいに短くなっています。
週休2日制が採用され、一日の労働時間の上限も設けられています。
日本人は昔からよく働くと言われてきましたが、少しずつプライベートの時間を大切にする風潮が広がりました。
しかし、仕事と育児や、仕事と介護の両立のしにくさはまだ課題となっています。
このように、日本の労働環境は長い時間をかけて変化をしてきました。
さらにみんなが働きやすく、満足しやすい環境が作られていってほしいですね。