九州地方は日本の西南部に位置し、最も大きい九州島の他にも、五島列島や南西諸島などの島々が南北に連なっている地形です。
阿蘇山には世界最大級のカルデラがあります。
カルデラとは火山の噴火などによってできた大きなくぼ地のことをいいます。
そして、北部には低くてなだらかな筑紫平野、中部には九州山地が連なっています。
また、阿蘇山の他にも雲仙岳、霧島山、桜島など、多くの火山があります。
九州地方には多くの火山があり、噴火による火砕流(かさいりゅう)や火山灰で被害がでることもあります。
桜島の噴火によって度々火山灰が降る鹿児島では、天気予報で桜島上空の風向きを伝えるなど、火山とともに暮らす工夫がされています。
火山は災害を起こす一方、温泉などの恵みももたらします。
大分県の別府温泉や湯布院温泉、熊本県の黒川温泉などは、全国有数の温泉観光地です。
火山活動による地熱を利用した地熱発電所もあります。
このように火山を利用する工夫をしています。
九州山地を源流とする筑後川、白川が流れており、下琉に筑紫平野や熊本平野が広がっています。
北西部にはリアス式海岸が多く見られます。
養殖のりの産地として有名な有明海には、日本最大の干潟(ひがた)があります。
干潟は、潮が満ちているときは海面下にあり、潮が引くと海面上に現れる砂や泥でできた土地のことです。
また、南西諸島には多くの島があり、サンゴ礁が広がっています。
このサンゴ礁を生かした観光業がさかんです。
気候は、黒潮と対馬海流という2つの暖流が近海を流れているため、冬でも比較的暖かくなります。
梅雨の時期から台風の通過する秋にかけて降水量が多く、集中豪雨になることもあります。
九州地方の自然環境の特色はこのようになっています。