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家庭教師のマナベスト 大阪府 スタッフブログ

【全学年】
意外なことで理科が得意に!

2022/05/07

理科が赤点…。

テストになると解けない。

自分にはセンスがない…。



そんな悩みは、

用語を正確に覚える

ことで解決するかもしれません!



突然ですが、

理科というのは工作に似ています。


工作ではまず、素材があって、それを適切に加工し、組み合わせて、

製品を作ります。


それと同じで

理科も、問題が出され、

それを適切に処理して、

解答を導き出さなければいけません。



例えば工作をするにあたって、工具箱がぐちゃぐちゃで、

一回ノコギリを取り出しては、使って片づけて、

はんだごてを探し出しは、使いかたがわからなかったり、

ドライバーが見つからなかったり、

木工ボンドを引っ張り出して使ってみたら、フタを無くしたり……


こんな状況じゃ、工作なんて進みませんよね?




いわばこれが、理科の用語を正確に覚えていない状態なんです。


理科では、専門的な用語を使いながら論理的な思考をしなければいけません。

問題を解くにあたっては、ただでさえ論理的思考(Aだから、~Bで、~よってC、のような)

に脳を使わないといけないのに

その専門的な用語を思い出す(Aってなんだっけ?Bってこれでよかったけ?、と)

のにも脳を使ってては、

頭の中はぐちゃぐちゃです。




「正確に覚える」とは、

何か用語を見て初めて「あ~、はいはい、○○ね」と思い出すような状態や、

「たしか、~~とかいう性質があるんだっけ」

という状態ではありません。


「正確に覚える」とは、

例えば私たちが「メロンソーダ」という言葉と、それが示すイメージを

はっきりと理解して覚えているように(きっと生涯忘れないですよね!)

「維管束」や「重力加速度」や「飽和水溶液」や「プレートテクトニクス」

といった用語を覚えることです!



「そんなの無理」と思うかもしれません。確かに、日常的に使う言葉と、

勉強だけで使う言葉では、脳への定着率が違います。


ですが、近づけることはできます。



そのための方法はシンプルです。

とにかく、同じ単語を何度も書き、何度も読みましょう!


字面や、耳で、

用語に触れるたびに、その用語はあなたにとって手に届きやすい“道具”になります。


どんなコンディションでも、何の苦労もなくスルッと用語を取り出せたなら、

ずいぶん理科における論理的思考の部分が楽になるはずです。

(工作でいうと、必要な道具が机にキレイにズラッと整列してるようなものです。)



理科というと地頭やセンスが必要と思ってしまいがちですが、

まずは道具をそろえる(用語を覚える)ことから、地道に始めてみましょう!