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家庭教師のマナベスト 石川県 スタッフブログ

【歴史】秀吉
天下統一最後に選んだ東北

2022/05/07

社会の歴史分野の安土桃山時代、豊臣秀吉が天下を統一したところをおさらいします。


東北地方の戦国大名が、豊臣秀吉に従ったところをおさえます。

1590年 小田原征伐により、天下統一になりましたね。

秀吉は、関東、北陸から以西は確かに統一しましたが、東北地方には出陣していませんね。


東北地方は、どうなったのでしょう?

当時、東北地方(陸奥、出羽)で最大勢力だったのは、有名な

伊達政宗でした。

片目をなくしていますから、彼は独眼竜(どくがんりゅう)とも言われていますね。


豊臣秀吉は、確かに、小田原征伐のあと、東北地方には行きませんでした。

さて、秀吉の知略です。

東北地方を平定するために行くと、面積が広いので、時間と手間と戦費がかかります。


そこで、秀吉は、東北地方へは行かず、逆に東北地方から戦国大名を呼び出し、

秀吉の前に平伏させればよいと考えました。

それには、大義名分が必要です。

彼は、すでに後陽成天皇から関白、太政大臣に任命されています。


ダメ押しとして、秀吉は、うまいことに、
 
すべての戦国大名は、秀吉の許しなく戦いをしてはいけない。戦う場合は、秀吉のもとに来て、許可を得ること。

という命令

惣無事令(そうぶじれい)を、関白太政大臣として後陽成天皇の意向として発令することで、

東北地方の戦国大名を、有無を言わせずに呼び出し、服属させたのです。