漢字を覚えるとき、
とにかくやみくもに書いても、なかなか覚えられませんよね。
じつはとある漢字のルールを覚えておくと、
漢字を覚えるのがずいぶん簡単になります。
そのルールとは
「漢字は、部首がその意味を表していて、つくりが読みを表してる(ことが多い)」
というものです。
「部首がその意味を表している」というルールですが、
たとえば、財産の「財」という漢字。
これはお金に関する漢字ですね。
では「財」の部首はというと、「貝」です。
「あれ?お金と関係ないじゃん」
と思ったかもしれませんが、
実は貝がらは昔、お金の代わりに使われていたんです。
現在でも、お金に関する漢字には「貝」が使われているものが多いです。
(貯金の「貯」、購入の「購」、販売の「販」など)
「つくりが読みを表してる」
という部分ですが、
例えば「財(ザイ)」のつくりは「才(サイ)」で、とても似てますよね。
販売の「販(ハン)」のつくりは「反(ハン)」で、一緒です。
このふたつのルールがあてはまる漢字は本当に多いので、
「あ、あのルールどおりだな」
と考えながら書くと
かなり楽に漢字を覚えられると思います。
ぜひ試してみてくださいね!